2月7日、
米軍が日出生台で使う弾薬を運ぶトラックがやってきました。
運ぶのは日通。
日程は非公開。
なので、こんな危険なものが身近に走っていても
誰も気づきません。
知らぬが仏。
長崎からの連絡では、
10時30分 佐世保・前畑弾薬庫を4台出発。
米軍車両の監視、記録をしていたら、ナンバープレートのないクルマが結構あることに気がつきました。
上の写真、この車両、後部にはナンバーが見当たらない。
上の写真、この先頭車両にもナンバープレートがついてない。
この真ん中の車両も。
上写真、3番目の車両にはナンバープレートが見当たらない。




沖縄でも、このナンバープレートのついてない米軍車両が公道を走ることについて、問題となっていて、
その途中で、
2月1日、2日に入った米軍の先発隊30人、本隊120人に続いて、一台ずつアップで見ると…

インターネットで調べてみると、
車両の名称はM1074というらしい。
Wikipediaで調べると、
この車両は、HEMTT Heavy Expanded Mobility Tactical Truck(重高機動戦術トラック)に分類され、その主要任務はアメリカ陸軍に兵器システムや戦闘車両などの充実した補給・補充能力を提供することである。標準的な5トントラックに比べて、多くの車輪、全輪駆動と太い低圧タイヤの組み合わせ、そして過給機付きエンジンによるきわめて高い駆動性を誇る。M1エイブラムスのような機甲戦力を兵站の面から支える極めて重要な役割を担うにもかかわらずハンヴィーと比べてほとんど広告されていない。アメリカ軍の重輸送車両の重要なワークホースであることを現在13,000両ものHEMTTが運用中であることが物語っている。
様々なものを積載できるようになっているようで、
同型車ではこんな使い方も…。

ここの日は氷点下の気温。
路面凍結のため、大事をとって、平和運動センターは集会を中止。
私たち住民グループは、雪に対応したクルマを持っている人たちと乗り合わせて集まった約20人で抗議行動を行った。
実はこの抗議行動。
米兵が乗るバスに向かってやるわけだが、
別に、僕らは、彼らになんの恨みも憎しみもあるわけじゃない。
では、なんで、抗議をしているのか?
あるいは、何に抗議をしているのか?
僕らが抗議をしているのは、
住民、県民の願いを踏みにじって、
米軍の実弾砲撃演習が強行されようとしていることに対してだ。
それは、米兵個人に対してではなく、
この状況を許している日本政府に対して、
あるいは、日米両政府に対してだ。
かつて、
名前は忘れてしまったが、米軍のトップに近い幹部が
「歓迎されていないところには行きたくない」と発言したことがあった。
であれば、私たちは、米軍がここで演習を行うことを
「歓迎してないよ」と意志表示したいと思う。
「最大の悲劇は、悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である。
沈黙は、暴力の陰に隠れた同罪者である。」
将来、振り返って見たときに、
あのとき、ああしていればよかったと後悔することのないように、
せめて、今、自分にできる最低限のことをしておきたい。
沈黙するのではなく、
イヤなものはイヤですと
意志表示をしておきたい。
米兵の第一陣が到着した2月1日、
地元ではタクシーの送迎が始まった。
目的は「住民の安全対策と不安解消」。
そもそも、この米軍演習が移転になったのが、
沖縄で1995年に、3人のアメリカ海兵隊員が起こした
少女への暴行事件がきっかけだったので、
まず、なによりも地元住民が不安に思っているのは治安問題。
日出生台では1回目の99年からずっと
この自治体によるタクシー送迎への補助と、
保護者の送迎へのガソリン代補助が行われている。
今のところ、沖縄で繰り返されてきたような事件や事故は
まだこちらでは起きていない(ようだ)。
しかし、沖縄でもそうだが、女性(男性も)に対する性暴力は、
その事件の性格上、表に出にくい。
被害者が泣き寝入りになってしまったり、
途中で取り下げてしまうこともある。
こんな事件は起きてからでは遅いのだ。
私たちは、米軍演習終了後の集団外出においても、
その旨を米軍に伝えた上で、監視行動を行っている。
そうすることで、
地域では彼らの行動に対して厳しい注目があるのだということを
彼らに自覚してもらい、事件や事故を防ぎたいからだ。
「日出生台では99年からなにも事件が起きてないから、心配ないんじゃないの」と
いう人がいる。
私たちが、抗議と監視を、演習だけでなく、外出についても
監視し、それを米軍に伝えつづけてきたからだと、
おこがましいことを言うつもりはない
しかし、常駐している沖縄でもその間も、
米軍による事件や事故は起き続けている。
起きてからでは遅すぎる。
原発事故でもそうだけど、
一人の人間にとって抱える痛みはあまりに大きすぎる。
沖縄でも、日出生台でも、
もうこんな悲しい事件や事故をおこさせてはいけない。

最初に到着したのは海兵隊を載せたバスではなくて、
米軍演習用の物資を載せたトラック8台だった。
昨年はトレーラーは7台だったことを考えると今年は1台増えているようだ。
シートの隙間から大きなタイヤらしいものが見えた。
1つはなにかの車両が乗っているようだ
これらのトラックは福岡空港から海兵隊員らと一緒にやってきたらしいが、
なぜ、3日に陸揚げされる大分・大在埠頭の他の米軍車両とは別に
運ぶ必要があるのか。



記事は大分合同新聞(デジカメ撮影)。
記事ではプレハブって書いてますが、実際は「ユニットハウス」っていう、箱形の最初から出来あがっているもの。
日出生台演習場を見下ろす高台にある、地元の農家の方の畑をお借りして、99年の1回目の米軍演習からずっと監視活動を続けて来ています。
設置したユニットハウスは2つ。上の畑に置いたのは「日出生台・米軍演習監視情報センター」。下の畑には「交流センター」今年も、2月10日からの演習期間中「日出生台ぴーすかふぇ」を開く予定。
お昼ぐらいには無事設置を終えました。
今年もここで、
約束にない訓練がおこなわれていないか、
訓練が拡大されていないか、
いままでにない新たな訓練がされていないかを
監視します。
監視活動は2月10日から本格開始。
実弾砲撃演習終了(10日間)まで
常時、4人から10人体制で監視をします。
ちなみに、この監視活動は、
ボランティア(無報酬)ではありますが、
どなたでも参加できます。
一緒に活動に参加したい方はご連絡ください。
harappa@oct-net.ne.jp
また、 下の畑の「日出生台ぴーすカフェ」でのんびりお茶するのもお薦めです。
1月24日、
2月からの米軍演習開始を前に、
住民として大分県知事宛に
この訓練の中止を求める要請文を
提出しました。
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大分県知事 広瀬勝貞 様
日出生台での米軍訓練の中止と、県民への情報公開を求める要請文
日出生台演習場では、通算9回目となる米海兵隊による実弾演習が、来月、実施されようとしています。私たちは、この訓練が本当に、国が当初、説明してきたとおりになされているのか、なし崩し的な拡大がおこなわれてはいないか、協定として結ばれた約束事項は遵守されているか、訓練が拡大し、恒常化し、私たちの暮らしに影響を及ぼすような事態に発展するような兆しはないか。それらを芽の時点で発見し、摘み取ることで、拡大をくい止めたいと、抗議や監視の行動に取り組んできました。
日出生台では過去8回実施された米軍訓練。99年の初回から、これまでの経緯を振り返ってみるとき、私たちは、その大きな変化、演習の変質のすさまじさに愕然とせざるをえません。
当初、「米軍が使用する武器は155ミリりゅう弾砲のみである」と説明されていましたが、いまや、米軍は、小銃、機関銃を使った様々な実弾射撃訓練ができるようになりました。日出生台では協定まで作り、規定していたにもかわからず、米軍の要請によって、協定はいともたやすく書き換えられ、2010年から小火器も交えての実弾射撃訓練が始まりました。
また、この年の訓練では、白リン弾、照明弾の砲撃も初めて実施されました。それに伴い、複数の林野火災が、これまた日出生台での米軍訓練では初めて発生する事態となりました。
このように、以前は使われなかった新たな武器と特殊な砲弾が次々と使用され、それまで見たこともない光景が、私たちの目の前で次々と繰り広げられました。さらに、昨年の訓練は、5日間という短期間であったにもかかわらず、一日の砲撃数として過去最多を更新する激しい演習が実施されました。
私たちは、この訓練が、当初の「沖縄の痛みの分散移転」「県道104号線越え155ミリりゅう弾砲の実弾砲撃訓練の移転」という、当初の名目を離れ、いまや米軍がやりたい訓練をやりたいようにやる場へと大きく変えられつつあるのではないかと危惧せざるをえません。
また、このような演習の変質、武器や砲弾の種類、砲撃数が拡大していく中で、米軍部隊の移動に関する情報は「テロの危険性」を理由にだんだんと出なくなってきました。情報公開は、私たち住民の不安を取り除き、訓練の実態が問題がないかどうか、マスコミや私たち県民が検証する上でも重要であり、すべてつつみ隠さず、公開してもらわねばなりません。また、このような「テロの危険性」が事実であれば、県民生活の安心、安全を考えるとき、もはやこの米軍訓練の受け入れそのものを見直すべき時期に来ているといわざるをえません。
よって、私たちは、以下の3点を、大分県に対して申し入れます。
1)日出生台の米軍訓練の縮小廃止に向けた大分県としての具体的なプランをお示しください。
2)米軍訓練に関するすべての情報の公開を国に求めてください。
3)大分県が得た米軍訓練に関するすべての情報を大分県民に公開するよう求めます。
2012年1月24日
ローカルネット大分・日出生台
2月に強行されようとしている
日出生台での9回目の米軍訓練に対して、
私たち住民運動として、
どのように取り組むかを話し合う会議を
○日時:1月9日(月)19時から
○場所:日出生台小野原(おのばる)の
日出生台コミュニティセンター
ご関心のある方は、どうぞご参加ください。
当日、現地での連絡は
090-7580-8031浦田までお願いします。
*なお、日出生台は夜は氷点下となりますので、
クルマでこられる方は路面凍結に注意して
(できれば冬用タイヤ)でお越し下さい。
どうぞよろしくお願いします。
下は、2年前の日出生台での米軍訓練、終了時の大分合同新聞記事。