2013年10月9日と10日、亘理町で進めている「亘理町バイオマス発電事業を核とした産業創出と地域活性化事業」の為、津波被害で荒廃した荒浜地区にて、バイオマス原料として想定している牧草(イタリアンライグラス)の試験栽培を開始しました。
当該地域は120ha以上にも及ぶ広大な土地でありますが、津波で表土をさらわれ、砂が大半を占めています。
しかし、現場では雑草がたくさん生えており、牧草の生育に期待がもてる状況と考えています。
試験栽培を行う土地の地権者の方、地元のシルバーセンターの方や農事組合法人の方々に協力を得て、実験がスタートしました。
来年の3月から4月にかけて収量調査を行う予定で進めさせて頂いております。
草刈作業とトラクターで整地。
肥料を入れて、種を蒔きました。
イタリアンライグラスの種
全部で4ヶ所にて試験を行いますが、それぞれの土を採取させていただき、亘理農業改良普及センターさまに協力を得て、窒素・リン・カリウム、PH、塩分、Ec等の分析をお願いしております。
うまく生育する事を祈っています。
河北新報社さまに取り上げていただいた記事を紹介しています。
http://ameblo.jp/localcreation/entry-11621895687.html