奥飛騨ドラゴン伝説(FRUSIC) | 地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地方自治体と連携した官民パートナーシップにより、地域の価値を創造する活動を展開。地域活性化、地域振興、まちづくり、ブランド構築、農商工連携、6次産業化推進、協議会運営、PR戦略、観光推進、再生可能エネルギー、各種セミナー講師、ファシリテーター等。ブログ

岐阜県高山市で、豊富な温泉を利用した観光と農業の融合を目的としたモデルを運営されている農業生産法人FRUSIC様を訪ねてきました
最近、新聞やテレビの取材も増えていると言うことで渡辺社長に合えるのを楽しみしておりました。

この地域では、冬場は外気温がマイナス15度になる上に、雪も1メートル以上積もります。そのような厳しい環境の中、重油を全く使わない方法で南国フルーツを栽培されています。

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泉質・湯量ともに豊富な地域で日本初品種のトロピカルフルーツを栽培し、観光・農業という地場産業と連携を図る事で、「観光+農業+地域資源」で循環型地域社会を目指しておられます。

(1)農業(域内生産)
① 化石燃料に頼らない温室(外気温マイナス15度でも室温10度を確保)
② 床暖房の利用(従来の温風暖房と違い、床面が加湿部となる)

(2)観光産業(域内販売)
① 温泉・旅館
② 加工品によるご当地グルメ
③ 料理会の開催
④花鑑賞ツアー。

(3)加工所(域内加工)
① 地域内の加工会社と共同で開発

(4)行政(情報提供・バックアップ)】
① 情報提供などのバックアップ

ハウスの内部

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温泉熱交換器

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温泉かけ流しで70度の温泉を利用。床配管に直接流すのではなく、この装置で床配管へ流す不凍液と熱交換を行っている事で、配管の付着物や腐敗をさせる心配がないので、5年間メンテナンスフリーが実現できている。
  
ドラゴンフルーツの写真
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1本あたり30個ぐらいのドラゴンフルーツがなり、品種にもよるが年間1回から4回の収穫が可能。

 受粉後から収穫までは、品種により違うが35日間から2ヶ月。
 
3種類のドラゴンフルーツを試食。色の強い物は、フルーツドラゴンのイメージを変えるくらいの甘さでした。

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オレンジ色のドラゴンフルーツは、オレンジドラゴンフルーツといい、日本では流通していない物のようです。

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地域資源を有効に使うだけでなく、地域活性化に向けてがんばっておられる渡辺社長、
「奥飛騨ドラゴン伝説」を応援しております。

農業生産法人 有限会社FRUSIC http://www.frusic.co.jp/
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷栃尾952
渡辺祥二 社長さま

渡辺祥ニ 社長、有難うございました。