売上はあるのに利益が残らないとき、商品別の粗利を見直せるシンプルな分析アプリ
「売上は増えているのに、なぜか利益が残らない」
「どの商品を優先して見直せばいいのかわからない」
「表計算ソフトで集計表を作るところから始めるのが大変」
そんな悩みを整理するために、パソコンのブラウザで使える「売上粗利ミックス分析」というHTMLアプリを作りました。
商品・サービス別に売上、原価、数量、目標粗利率を入力すると、粗利額や粗利率、売上構成比を自動で計算します。目標未達や赤字の項目には警告を出し、改善候補を優先度順に並べます。
売上だけで判断しないために
売上が大きな商品でも、原価が高ければ利益への貢献は小さくなります。
反対に、粗利率が高くても売上規模が小さければ、全体利益への影響は限られます。そこで、このアプリでは売上額と粗利率だけでなく、総売上に占める構成比も同じ画面に表示します。
入力するのは、商品・サービス名、カテゴリ、売上、原価、数量、目標粗利率、販売チャネル、改善メモです。入力を変えると計算結果もすぐに更新されます。
全体の状態を数字でつかめる
画面上部には、総売上、総粗利、全体粗利率、低粗利警告の件数、最優先の改善候補が表示されます。
明細を一行ずつ確認する前に、事業全体の状態をつかめる構成です。全体粗利率と目標との差も表示されるため、「今どのくらい離れているか」を確認できます。
カテゴリと販売チャネルの偏りを確認できる
カテゴリ別、販売チャネル別に、売上額、売上構成比、粗利率を一覧で確認できます。
たとえば、特定カテゴリに売上が集中していないか、代理店経由の商品だけ粗利率が低くなっていないか、といった見方ができます。
結果を見たら、値上げ、仕入れ価格、提供範囲、販売手数料など、次に確認する項目を絞ります。画面の数字だけで結論を出すのではなく、話し合いの入口として使うイメージです。
改善候補を優先度順に表示する
目標粗利率を下回る項目や赤字の項目には「要確認」と表示されます。
さらに、目標との差、売上規模、赤字の有無などをもとに、優先度を「高・中・低」で整理します。改善余地が大きい項目から表示されるため、どこから確認するかを決めやすくなります。
ただし、優先度はアプリ内の計算ルールによる目安です。将来性や契約条件、顧客との関係、共通費などは別途考慮する必要があります。
個人事業主や小規模事業者の月次確認に
個人事業主や小規模事業者なら、月末に商品別の数字を入力し、翌月に見直す項目を決める用途に使えます。
営業担当者・営業責任者なら、直販、代理店、EC、店舗、紹介など、チャネルごとの売上と粗利を比較できます。
商品企画や経営管理の担当者なら、価格改定や原価交渉の前に、影響の大きい商品を探す一次分析として使えます。
会議では、売上が多い順だけでなく、粗利への貢献と目標との差も並べて見ることで、議題を具体化できます。
パソコンの中で使えるシンプルなアプリ
このアプリは、単体のHTMLファイルをブラウザで開いて使います。
確認したHTMLには、外部APIへデータを送信する処理や外部CDNの読み込みは見当たりませんでした。「保存」を押すと、入力データはブラウザの localStorage に保存されます。
サーバー保存や別端末との同期ではありません。ブラウザのデータを削除すると保存内容が失われる可能性があるため、重要な内容は「CSV保存」でも残してください。
使い方は、HTMLファイルを開き、「サンプル投入」で画面を試してから、自分の商品・サービスを入力します。行が足りなければ「行追加」を押します。
数字を確認したら「保存」でブラウザに保存するか、「CSV保存」でファイルとして書き出します。金額は税込・税抜などの条件をそろえて入力してください。
よくありそうな質問
Q. 誰向けのアプリですか?
A. 商品・サービス別の売上と粗利を整理したい個人事業主、小規模事業者、営業・商品企画・経営管理の担当者向けです。
Q. 何を入力すればよいですか?
A. 商品・サービス名、カテゴリ、売上、原価、数量、目標粗利率、販売チャネル、改善メモを入力します。
Q. 表計算ソフトを使う場合との違いは何ですか?
A. 数式や集計表を作らずに、決まった項目を入力するだけで粗利と構成比、警告、優先度を確認できます。より自由な集計が必要なら、CSV出力後に表計算ソフトで加工できます。
Q. データはどこに保存されますか?
A. 「保存」を押すと、使用中のブラウザの localStorage に保存されます。サーバー保存や他端末との自動同期はありません。
Q. 外部通信はありますか?
A. 確認したHTMLには、外部API送信や外部CDN読み込みの処理は見当たりません。ただし、端末やファイル保管場所の安全管理は別途必要です。
Q. 一番便利な点は何ですか?
A. 商品別の売上、粗利率、売上構成比を同じ画面で見ながら、目標未達と改善候補を確認できる点です。
Q. 表示された優先度をそのまま経営判断に使えますか?
A. 優先度は確認順を考えるための目安です。契約条件、将来性、共通費、顧客への影響なども確認して最終判断してください。
詳しい機能や使い方は、noteの記事にまとめています。
詳しくはこちら:
