パソコンの中だけで動く「在庫発注点シミュレーターアプリ」を作りました
在庫管理をしていると、
「そろそろ発注した方がいいかな」
「まだ在庫はあるけど、足りなくならないかな」
「何個くらい注文すればいいんだろう」
と迷うことがあります。
特に、商品ごとに売れるスピードが違ったり、発注してから届くまでの日数が違ったりすると、在庫数だけを見て判断するのは意外と難しいものです。
そこで今回、在庫の発注タイミングを確認しやすくするために、「在庫発注点シミュレーターアプリ」を作りました。
このアプリは、パソコンの中だけで動くローカルアプリです。インストールは不要で、HTMLファイルを開くだけで使えます。
難しい在庫管理システムではなく、必要な数字を入力すると、発注の目安を自動で確認できるシンプルなアプリです。
商品ごとに入力するのは、次のような情報です。
現在庫、1日の販売数、発注してから届くまでの日数、安全在庫として残しておきたい日数、発注単位。
これらを入力すると、発注点、カバー日数、発注が必要かどうか、推奨発注数が自動で表示されます。
発注点とは、簡単に言うと「この在庫数を下回ったら発注した方がよい目安」のことです。
たとえば、同じ在庫30個でも、1日に1個しか売れない商品と、1日に10個売れる商品では、発注するタイミングが変わります。
また、発注してから3日で届く商品と、10日かかる商品でも、必要な在庫数は変わってきます。
このアプリでは、そうした「売れるスピード」と「届くまでの日数」をもとに、商品ごとの発注点を計算できます。
なんとなく在庫数を見るだけでなく、数字をもとに発注の判断がしやすくなります。
入力した商品は、「発注」「注意」「余裕」のように状態が分かるようになっています。
発注が必要な商品は見つけやすく表示されるので、商品数が多い場合でも、どの商品から確認すればよいか判断しやすいです。
在庫管理では、危ない商品をうっかり見落としてしまうことがあります。このアプリは、欠品リスクが高い商品を見つけやすくすることを意識して作りました。
さらに、発注が必要な商品については、推奨発注数も確認できます。
「発注した方がいいのは分かったけれど、何個頼めばいいのか分からない」
そんなときに、発注数の目安を見られます。
発注単位にも対応しているので、10個単位、12個入り、24個単位、箱単位など、まとまった数量で発注する商品にも使いやすいと思います。
毎回電卓で計算しなくても、入力した数字をもとに発注数の目安を確認できます。
画面上部には、全体の状況も表示されます。
今すぐ発注が必要な商品の数、推奨発注総数、欠品リスクが一番高い商品、平均カバー日数などを確認できます。
商品を1つずつ見る前に、まず全体の状況を確認できるので、在庫の危険度をつかみやすくなります。
このアプリは、販売商品だけでなく、毎日少しずつ減っていくものの管理にも使えます。
たとえば、小売店なら売れ筋商品の在庫確認、季節商品の発注判断、定番商品の欠品防止などに使えます。
ネットショップでは、商品の在庫確認、発送用資材の管理、セール前の在庫チェックなどにも使えます。
事務や総務の場面では、コピー用紙、封筒、インク、文房具、清掃用品、衛生用品、梱包資材などの消耗品管理にも向いています。
飲食店やカフェでは、コーヒー豆、テイクアウト容器、紙コップ、ストロー、調味料、冷凍食材、ドリンク原料などの確認にも使いやすいと思います。
このアプリの大きな特徴は、ローカル環境で動くことです。
ローカル環境とは、ざっくり言うと、自分のパソコンの中だけで動くという意味です。
一般的なWebサービスの場合、入力した内容がインターネット経由で外部に送られることがあります。
でも、このアプリはHTMLファイルをブラウザで開いて使うタイプです。
会員登録も不要で、ブラウザで開くだけで使えます。
「外部サービスに入力するほどではないけれど、手元で簡単に整理したい」
「大きな管理システムまでは必要ないけれど、発注の目安は見える化したい」
そんな方に向いています。
入力した内容や計算結果は、CSVで保存できます。
CSVで保存しておけば、Excelで開いたり、発注前のチェック表として使ったり、あとから確認するための記録として残したりできます。
アプリ上で確認するだけでなく、ファイルとして残せるところも使いやすいポイントです。
このアプリは、次のような方に向いています。
・在庫管理を感覚で行っている方。
・発注のタイミングに迷う方。
・欠品を減らしたい方。
・商品ごとの在庫状況を見える化したい方。
・発注数を毎回なんとなく決めている方。
・Excelで複雑な管理表を作るのが面倒な方。
・小規模なお店やネットショップを運営している方。
・事務用品や消耗品を管理している方。
・クラウドではなく、パソコン内で管理したい方。
特に、在庫が少なくなってから慌てて発注している方や、発注の基準を決めたいけれど難しいシステムまでは必要ない方には、使いやすいアプリだと思います。
よくありそうなQ&A
Q. 専門的な在庫管理の知識がなくても使えますか?
A. はい。現在庫や1日に減る数、届くまでの日数などを入力すると、自動で発注点や推奨発注数が表示されます。難しい設定は少なく、シンプルに使えるようにしています。
Q. 商品ではなく、備品や消耗品にも使えますか?
A. 使えます。コピー用紙、封筒、文房具、衛生用品、梱包資材、飲食店の消耗品など、毎日少しずつ減っていくものの管理に向いています。
Q. Excelが苦手でも使えますか?
A. ブラウザで開いて入力するタイプなので、複雑なExcel関数や表作成が苦手な方でも使いやすいと思います。必要に応じてCSV保存もできます。
Q. どんな人に向いていますか?
A. 小規模店舗、ネットショップ、事務・総務、飲食店、個人事業主など、在庫や備品の発注タイミングに迷いやすい方に向いています。
Q. インターネットにつながっていないと使えませんか?
A. HTMLファイルを開いて使うタイプなので、基本的にはパソコン内で作業できます。外部サービスにログインして使うアプリではありません。
Q. 発注数も自動で出ますか?
A. はい。発注が必要な商品について、推奨発注数の目安が表示されます。発注単位に合わせた計算もできるようにしています。
在庫管理は、毎日の小さな作業です。
ただ、欠品や過剰在庫につながると、あとから大きな負担になることもあります。
このアプリは、そうした在庫管理の迷いを少しでも減らすために作りました。
詳しくはこちらのnoteで紹介しています。
