見た目では分からない文字を探す「不可視文字発見マシーン」を作りました

 

「貼り付けた文章が、なぜか検索に出てこない」

 

「余計な空白があるように見えるけれど、どこにあるのか分からない」

 

「フォームやシステムへ入力すると、同じ文章のはずなのにエラーになる」

 

こんなとき、文章の中に「不可視文字」が紛れ込んでいることがあります。

 

不可視文字は、画面上では見えない、または普通の空白と見分けにくい文字です。目で探すのが難しいため、原因に気づかないまま何度もコピーし直してしまうことがあります。

 

そこで、文章を貼り付けるだけで見えにくい文字の位置を調べられる「不可視文字発見マシーン」を作りました。

 

文章を貼り付けて、ボタンを押すだけ

 

使い方はシンプルです。

 

HTMLファイルをブラウザで開き、「入力」欄へ確認したい文章を貼り付けます。そのあと「実行する」を押すと、該当する文字が何件あるかを調べます。

 

不可視文字が見つかった場合は、「何文字目か」「文字の名称」「Unicode番号」が結果欄へ表示されます。見つからなかった場合は、その旨がはっきり表示されます。

 

6種類の見えにくい文字を検出

 

このアプリが検出するのは、ゼロ幅スペース、ゼロ幅非接合子、ゼロ幅接合子、BOM/ゼロ幅ノーブレークスペース、ノーブレークスペース、タブの6種類です。

 

たとえば、ゼロ幅スペースが見つかると、「12文字目: ゼロ幅スペース(U+200B)」のように表示されます。文章のどのあたりを見直せばよいかを絞り込みやすくなります。

 

ただし、すべての制御文字や特殊文字に対応しているわけではありません。何も検出されない場合でも、別の原因がないか確認することが大切です。

 

検出結果はコピーとTXT保存ができます

 

調べた結果は「結果をコピー」でクリップボードへコピーできます。「結果を保存」を押せば、「不可視文字発見マシーン_結果.txt」というテキストファイルとして保存できます。

 

担当者へ状況を共有するときや、修正前の記録を残すときに便利です。

 

なお、入力した原文を自動保存する機能はありません。保存されるのは検出結果です。ページを閉じる前に、必要な内容をコピーまたは保存してください。

 

Web担当者やライターの原稿確認に

 

Web担当者なら、CMSに貼り付けた文章の表示や検索がおかしいときに使えます。公開前の原稿を貼り付け、不可視文字が混ざっていないかを確認します。

 

ライターや編集者なら、Webページ、PDF、チャットなどから引用した文章を原稿へ入れる前の確認に向いています。見つかった位置を参考に、元の文章を修正できます。

 

事務作業やデータ入力の切り分けに

 

表計算ソフト、CSV、業務システム、申請フォームなどへ文字を入力したとき、見た目では分からない文字がエラーの原因になる場合があります。

 

そんなとき、該当する文字列だけを貼り付けて確認すれば、不可視文字が原因かどうかを切り分ける材料になります。アプリが自動で修正するのではなく、原因候補を見つけるために使います。

 

問い合わせ対応やチーム内の共有に

 

「この文章だけ動作がおかしい」という相談を受けた担当者にも役立ちます。

 

まず文章を検査し、結果をTXTで保存します。その結果を相手と共有すれば、「何文字目に、どの文字があるのか」を具体的に伝えられます。

 

パソコンの中で使えるシンプルなアプリ

 

不可視文字発見マシーンは、1つのHTMLファイルをパソコンのブラウザで開いて使います。

 

コードを確認した範囲では、外部APIへの送信、fetchによる通信、CDNからの読み込みはありません。入力した文章の解析はブラウザ内で行われます。

 

一方で、入力内容を自動保存する仕組みもありません。ページを閉じたり再読み込みしたりする前に、必要な結果を保存してください。

 

個人情報や機密情報を扱うときは、アプリだけでなく、利用端末や保存先についても所属先のルールを確認してから使用してください。

 

よくありそうな質問

 

Q. どんな人に向いていますか?

 

A. Web担当者、ライター、編集者、事務担当者、データ入力を行う人など、文章や文字列を扱う人に向いています。専門知識がなくても操作できます。

 

Q. いつ使うと便利ですか?

 

A. コピペ後に表示や検索がおかしいとき、フォームでエラーが出るとき、原稿を公開・納品する前など、文字列に違和感がある場面で便利です。

 

Q. 文章校正ツールとは何が違いますか?

 

A. 誤字脱字や文法を直すツールではありません。見えにくい特定の文字を検出し、その位置と種類を確認するためのツールです。

 

Q. 入力した内容は保存されますか?

 

A. 自動保存されません。ページを閉じると入力中の内容は保持されないため、必要な検出結果はコピーまたはTXT保存してください。

 

Q. 不可視文字を自動で削除してくれますか?

 

A. 自動削除機能はありません。表示された位置を手がかりに、元の文章を人の目で確認して修正します。

 

Q. 一番便利な点は何ですか?

 

A. 目で探しにくい文字を、位置・名称・Unicode番号の一覧にできる点です。原因を調べる範囲を絞り込みやすくなります。

 

詳しい使い方や注意点は、noteの記事にまとめています。

 

詳しくはこちら: