取引先の与信リスクを見える化できるアプリを作りました

取引先とのやり取りで、売掛金や支払い状況の確認が必要になることがあります。

「売掛残高が大きくなっている取引先はどこか」
「支払いが遅れがちな取引先を早めに確認したい」
「与信限度に近づいている会社を一覧で見たい」
「営業と経理で、取引先のリスクを共有しやすくしたい」

このような場面で使える、シンプルなアプリを作りました。

今回作成したのは、パソコンの中だけで動く
「取引先与信リスクスクリーニングアプリ」
です。

 

このアプリは、取引先ごとの売掛残高、与信限度、滞留日数、支払傾向、格付、売上依存度、未解決件数などを入力することで、与信リスクを簡易的に確認できるアプリです。

入力した内容をもとに、アプリがリスクスコアを自動で計算し、取引先ごとに「通常」「要注意」「高リスク」の判定を表示します。

単に数字を入力するだけではなく、どの取引先を優先して確認すべきかが見えやすくなるようにしています。

たとえば、売掛残高が大きい取引先、支払いが遅れている取引先、滞留日数が長い取引先、与信限度に近づいている取引先などを一覧で確認できます。

 

また、判定に応じて推奨対応も表示されます。

通常であれば「通常運用」、要注意であれば「次回請求前に支払予定日を確認」、高リスクであれば「出荷保留条件の確認」「分割入金」「与信限度額の引き下げ」など、次に確認することの目安が分かるようになっています。

取引先管理では、売上だけでなく、回収リスクも大切です。

売上が大きい取引先でも、入金が遅れていたり、売掛残高が増えすぎていたりすると、資金繰りに影響することがあります。

このアプリでは、そうしたリスクを感覚だけで判断するのではなく、入力した条件をもとにスコアとして確認できます。

画面上部には、売掛総額、高リスク残高、平均リスクスコア、推奨与信削減額なども表示されます。

そのため、取引先ごとの個別確認だけでなく、全体としてどのくらいリスクがあるのかも見やすくなっています。

たとえば、月末や月初の売掛金確認、入金状況の確認、滞留債権の整理、督促先の優先順位決め、営業会議や経理会議の資料作成などに使えます。

 

営業担当者であれば、大口受注の前に取引先の状況を確認する用途にも使えます。

「この取引先は売掛残高が大きくなっていないか」
「与信限度に近づいていないか」
「最近、支払いが遅れていないか」

こうした確認をしてから受注や出荷を進めることで、社内での相談もしやすくなります。

経理担当者であれば、月ごとの売掛金確認や未回収先の整理に使いやすいと思います。

管理者や経営者であれば、取引先全体のリスク状況をざっくり確認するためにも使えます。

このアプリの特徴は、ローカル環境で動くことです。

 

ローカル環境とは、自分のパソコンの中だけで動くという意味です。

一般的なWebサービスの場合、入力した内容がインターネット経由で外部サーバーに送られることがあります。

でも、このアプリはHTMLファイルをブラウザで開いて使うタイプです。

インストール不要、会員登録不要、ブラウザで開くだけで使用できます。

取引先名や売掛金額などは、業務上の情報にあたるため、外部サービスに入力することに不安がある場合もあると思います。

そのような時に、まずは手元のパソコン内で確認できる簡易ツールとして使いやすい形にしました。

また、入力した情報や判定結果はCSVで出力できます。

CSVで出力すれば、Excelなどで開いて加工できます。

たとえば、高リスク先だけを会議資料にしたり、営業担当ごとに並べ替えたり、月ごとの確認記録として保存したりできます。

アプリ上で入力してリスクを確認し、必要に応じてCSVで保存する、という流れで使えます。

よくありそうなQ&A

Q. このアプリはどんな人に向いていますか?

売掛金の確認をしている経理担当者、取引先の支払い状況を確認したい営業担当者、与信限度額を見直したい管理者や経営者に向いています。特に、中小企業や小規模事業者で、本格的な与信管理システムまでは必要ないけれど、取引先リスクを簡単に見える化したい場合に使いやすいです。

Q. 専門知識がなくても使えますか?

基本的には、取引先名や売掛残高、滞留日数、支払傾向などを入力するだけなので、難しい操作はありません。入力した内容をもとにリスクスコアや判定が自動で表示されます。

Q. どのようなタイミングで使うと便利ですか?

月末や月初の売掛金確認、大口受注の前、支払い遅延が発生した時、与信限度額を見直す時、営業会議や経理会議の前などに使いやすいです。

Q. 入力したデータは保存できますか?

確認結果を残したい場合は、CSV出力を使って保存できます。CSVにしておくことで、Excelで開いたり、会議資料に加工したりできます。

Q. クラウドサービスですか?

クラウドサービスではなく、HTMLファイルをブラウザで開いて使うタイプのアプリです。インストールや会員登録は不要で、パソコンの中だけで動かせるのが特徴です。

Q. 実際の与信判断にそのまま使えますか?

このアプリは、あくまで取引先リスクを整理するための簡易チェックツールです。実際の取引判断や与信判断では、社内ルール、取引履歴、入金状況、決算情報、担当者からの情報などもあわせて確認することが大切です。

取引先ごとの売掛残高や支払傾向を整理し、リスクを見える化したい方は、ぜひ詳しい記事も見てみてください。

 

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