納車されたばかりのVirtus 250TSIで少し遠出してみました
サンパウロ市のある病院で定期検査を受けるためです。
目的地(病院)までは片道70Km、往復で140Kmくらいなので中距離ドライブなのですが
運転はお兄ちゃん(長男)にたのみました。
「えっ、なぜ初中距離ドライブなのに、Lobyさん運転しなかったの」
疑問はごもっとも...
だけどねぇ...
高速を走る分にはいいけど...
サンパウロ州の高速道路
問題は、過密空間・複雑なサンパウロ市内なんですよ
田舎者ドライバーにとって、サンパウロ市内の交通地獄の中を走るのは...
正直言って、ビビッてしまいます
郊外の量販店に行くんじゃないんですよね。
サンパウロ市のような大都市を走っているドライバーって...
ウインカーもつけずに車線を変更するドライバー
割り込んでくるドライバー
一時停止を守らないドライバー
車線間をピーピーとクラクションを鳴らしながら通り抜けるライダーたち
とくに、このライダーたちが怖いです
日本では違反らしいですけど
ブラジルではは車線の間を縫って追い越すのが認められているんですよね。
実線をはみ出て左右に車線変更して抜けていくなんて朝飯前だし、
すり抜け、信号無視、歩道走行、歩道を逆走とか、
したい放題の交通規則無視ライダーが、ゴマンといるのがブラジルです。
ドライバーが、ライダーと何かトラブル(接触とか、車線を変更してバイクの進路を妨害したとか)を起こしたら、即、ほかのライダーたちに囲まれます。
これは、とても怖いです。まるで日本の暴走族みたいです
なので、サンパウロ市に数年住んだことがあり、サンパウロ市内を走るのに慣れているお兄ちゃんにたのんだわけです。
家のお兄ちゃん、いつも落ち着いた運転なのでLobyも安心して助手席に座っていられるのです。
なので、サンパウロ市で用事がある時は、いつもお兄ちゃんに運転して連れて行ってもらっていました。
し、
しかし!
この日は、お兄ちゃん、
何か悩みか問題でも抱えていてイライラしていたのか
はたまた、1.4リッター・ターボ150馬力という新車の能力を
限りなく引き出したかったのか
助手席のLobyがずーっと緊張しっぱなしの運転でした
それにしても、1.4リッター・ターボ150馬力って、
本当に素早く走りますよね
高速でも、時速80~90キロくらいから120キロまであっという間に加速できますし、
ターボなのでレスポンスが早い。
気持ちいいほど、高速では、ほかのクルマを抜きます。
馬力から言ったら、Jeep Compassの方が166馬力でもっとパワーがあるんですけど
Compassの車重は1504 kgなので、パワーウエイトレシオは 9.0Kg/馬力になりますが
Virtus 250 TSIの車重は1258 kgなので、パワーウエイトレシオは 8.3Kg/馬力なんですよね。
わずか0.7Kg/馬力の違いですけど、やはり250 TSIというエンジンは
Compassのちょっと旧式エンジンと比べて性能がいいし、
何よりターボが小気味いい走りをしてくれます
グローバルカーとなったVW Virtus
ブラジルVWが開発したVirtus、そのスタイルのよさとメカのよさから、インドや中国(Lavida XRと呼ばれている)でも生産販売されており、中南米諸国(メキシコとメルコスール)にも輸出されています。
そして、今年11月からVWの母国であるドイツでも生産が開始されるそうです。
世界各国で生産・販売されているVW Virtus
今回、自分では自分が道路を運転しているVirtus 250TSI Exclusiveは撮れないので、サイトで探して載せようと思ったら...
見つからない...
見つかるのは、Virtus Conforline 1.0L 200TSI(116馬力)ばかり。
考えてみたら、250TSIって430万円くらいするんですよね。
それに対して1グレード下のConforline 1.0L 200TSIは323万円くらい。
約100万円安いですからねェ
そりゃVW社も手ごろなお値段の1.0L 200TSIの販売に力を入れるはずですよ。
ブラジルではこのようなブラックアルミホイールが特徴の250TSI
同じ車種なのかわかりませんけど、外国ではこのようなブラックアルミホイールも付けています。
インドの VW Virtus
中国でVW Lavida XRとして販売されているVirtus
運転するのが楽しいクルマ。
これがVirtus 250TSIのインプレッションでした
今日もご訪問有難うございます♪