かなり見ごたえのあった大河ドラマ『青天を衝け』もいよいよラストです。

渋沢栄一という、江戸時代末期の一介の農民(名主の息子なのでふつうの農民ではないのですが)から武士(幕臣)になり、明治維新を経て昭和初期にかけて活躍した日本の実業家であり 、近代日本資本主義の先導者でもあった人物の興味深いドラマでした。


 

平安貴族小栗旬1

 

 

来年の大河ドラマが気になって調べてみたら、『鎌倉殿の13人』というタイトルで、 「13人の合議制」と呼ばれた鎌倉幕府の御家人たちによる集団指導体制のことを指しているようです。
なお、Wikiによれば、この合議制導入は頼家独裁の抑制とするのが一般的な解釈であるが、13人全員で合議された例はなく、数名の評議の結果を参考に頼家が最終的判断を下す政治制度であり、頼家の権力を補完する機能を果たしていたとする見解もあるそうです。


 

北条義時は、伊豆国の在地豪族・北条時政の次男で、あの有名な北条政子の弟です。

サーチしてみると、北条義時の評価はかなり悪い。
自らの手で父である北条時政を政界から追放し、将軍の源頼家を死に追い込み、上皇に牙を剥むいて島流しにした人物だからだそうです。


歴史学者 細川重雄氏によれば「義時の生涯は降りかかる災難に振り回され続けた一生であった、その中で自分の身と親族を守る為に戦い続けた結果、最高権力者になってしまった」のだそうです。

まあ、西洋でも東洋でも権力争いは同じようなものなので、義時だけが特別だったわけではありませんが。

 

 


さて、『鎌倉殿の13人』ですが、脚本を手掛けたのは『真田丸』を手掛けた三谷幸喜氏だそうですから、かなり期待できると思います。



そして... 


肝心のキャストは...


なんだ、このキャストは



ちょっと豪華すぎるでしょ

 

相関図



ドラマの主人公の北条 義時を演ずるのは、今や旬の小栗旬。

北条義時(小栗)の初恋の女性・八重を演ずるのは大河ドラマ初出演の新垣結衣。
これで星野源が同じく出演していれば、『逃げ恥』と同じになってしまうのですが、さすがN〇Kもそこまではやらなかったようです。

源頼朝役には大泉洋、菅田将暉も源義経役で出演することになっています。
大泉洋も菅田将暉も、今、かなり人気の俳優さんですけど、頼朝も義経も早々に死んでしまうので、この源氏の両雄が亡くなった後で、どれだけ演技力のある俳優が残るか、でドラマの面白さが決まりますね。

ドラマのアッピール度を高めるために、初めに大物俳優とかを出すのも定石になっていますからね




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日本沈没-希望の人 完結


小栗旬と言えば、『日本沈没-希望の人』が完結しましたね。





正直言って...

何ともあっけない最終回でした。

それに、なんで最終回に“未曽有の感染病”なんて出て来るの

これは明らかにコロナ禍を取り入れたのでしょうけど、パッとこのパンデミックが出て、10分くらいで終わっちゃうんですよね。

最終回は延長版で1時間ほどあったけど、せっかく原作が素晴らしいのだから2シーズンくらいやって、なるべく原作に沿うような形にしてほしかった。


原作を読んだ者にとっては拍子抜けの最終回でした。



 

日本沈没単行本





 

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