ピラルクー料理

 

 ピラルクーは、体長3m以上(最大のものは4.5mとも5.2mともいわれる)になり、世界最大級の淡水魚の一つだそです。進化において1億年間ほとんど姿が変わっていないと考えられ、生きた化石とも言われているとか。南米のアマゾン川流域原産の淡水魚です。

このピラルクーの鉄板焼きを、ベレーン市内のレストランで食べたことがあったのですが、脂の乗った肉はたいへん美味でした♪

 

 

 

 

ピラルクーを釣って(獲って?)誇らしげな釣りキチさんたち

 

 

 

     子どもの魚でも100キロ
 

 

  アマゾン地域の巨大魚は、上述のピラルクーのほかにもピライバ(piraiba 学名:Brachyplathystoma filamentosum)と呼ばれる南米最大のナマズがいます。
成魚は最大2.50メートル、重さ300キロというから、そこらのナマズなんか目じゃないですね。
大きさでは、南米地域ではピラルクーに次いで大きい淡水魚だそうです。
これだけ大きな魚、釣った人を川底にまで引きずり落とし漁師を溺れさせることがあるとか…
ふつうでも、釣り人の乗ったボートを何キロも引きずっていくのだとか。
下にも恐ろしいサカナです。

          ピライバ まるでバケモノみたいな大きさです
びっくり
           



  ピライバ

 

 

 

                           まさしくバケモノ・ナマズ!

 

 


その肉がおいしいことから、アマゾンあたりの庶民の食卓には欠かせない魚なんだとか。
しかし、好んで食べられるのは、体重わずか100キロ程度のピライバの子ども(filhote=フィリョッテはポルトガル語で子どもの意味)なんだとか。
子どもで100キロって、どんな子魚なんでしょう
?!


            市場で売られているフィリョッテ。たしかにマグロ並です。

 

 

 

               フィリョッテ料理。そのおいしさは定評があるそうです。

 

 

ちなみにピラルクーもピライバも、世界最大の淡水魚とされています。

若い世代は知らないかも知れませんけど、かの有名な釣りキチ作家、開高健氏もアマゾンで釣り三昧を楽しんだことで有名ですウインク

 

まあ、最近は乱獲で大きな魚はアマゾンでもあまり獲れなり、絶滅が危惧されるピライバは禁漁、売買禁止となっており、ピラルクーは枠内での漁獲が許可されているそうです。

 

ということで、釣りは無理でしょうけど、ピラルクー料理はアマゾンでまだ食べれそうです。

 

 

 

 

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