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HOT-在宅酸素療法な母と

2015年7月から母が在宅酸素療法をするようになりました。
ほぼ同時期、父が胆石のため胆のう全摘しました。
HOT導入に至った経緯や日々の生活など、
現在進行だったり遡ったりして記録します。

       2016/10/24  2016/10/26  2016/10/28

pCO2      75.6       69.1       73.1

pO2       56.1       65.3      113.9

 

 ※基準値(単位)

    pCO2 35.0-45.0(mmHg)

    pO2  80<(mmHg)

 

夕方、父と妹から連絡が入る。

何やら実家に集合して欲しい、という。

(我が家は三人姉妹、私が長女、昨晩の留守電の件と今日連絡してきたのは次女、

トンバをプレゼントしたのは三女。)

 

何かあったな、とは思いつつ、

20:00過ぎ頃、父と三姉妹が実家で顔を合わせた。

 

母の状態だが、精密に調べたところ、かなり厳しい状態だ、と言われたそうだ。

血中の二酸化炭素濃度が高い、とのこと。

「いつ自発呼吸ができなくなってもおかしくない程の数値」だという。

そうなると「気管挿管」をしなければならない。

ただ気管挿管をすると、ほぼ回復は不可能なので、

亡くなるまでいわゆる植物状態になる、とのこと。

なので「気管挿管」をする際に誰に許可を取ればいいか、

(本人には判断できない状態になっているだろうから家族の誰かが)

またそういう状況だということを知っておいて欲しい、と。

 

二酸化炭素濃度が高い原因としては、肺がもうほとんど機能できないほど

破壊されてしまっているから、ということらしい。

夏頃に撮ったCT(だと思う)と比べると、昨日?撮ったCT画像が、

各段に悪い状態だったんだそうだ。

 

昨日は医師もそれほど重篤な状態とは考えていなかったようなのだが、

動脈血ガス分析(だと思う)の結果を見て顔色を変えた、という(父談)。

 

突然にそういうことを言われても…

とも思わなかった自分がいる。

春辺りから今までより身近で母を見てきて、去年に比べても相当弱ってきているのは

なんとなくわかってしまっていたし、

私自身の病歴(乳がん)から「気管挿管」という言葉が、

こういう場合はどういう意味を持つのか、ということはうっすらとだが知っていたから、

かもしれない。

考えたくはないことだが、客観的に、現実を見つめた場合、

こういうこともそれほど遠い未来ではなく起こるかもしれない、と

心の奥深くでなんとなく感じていたのかもしれない。

 

妹二人がどう思っていたのかはわからない。

が、とにかく、そういう状況だということを伝えられ、

判断は「父に」ということでその場は落ち着いた。

 

また、遠方に暮らす母の弟に、会えるうちに会っておいてもらおうか、という話にもなり、

翌日にでも父が連絡することになった。

21:00頃、妹の家電に母から留守電が入っていたそうだ。

「救急車で入院した、っていうのに、誰も来てくれなくて寂しい」と。

 

それを聞いて私、妙にむっかり。

だって、その妹、ほとんど実家にも来ず、行っても手伝いなどほとんどせず、

自分の言いたいことだけ言って帰ってしまうようなヤツなのに、

母はそういう妹の方がこういう場合に電話するほど頼りにしているのか、と。

 

 冷静に考えると、たまたま電話番号メモってただけとかなんだろうけど、

 (母は入院時、携帯電話を忘れて行ったそうなので)

 ここのところの母の言動(ぼけたのか?と思うほど支離滅裂な時があった)に

 いささか疲れていたのに、それでも手伝いに行ってたのは私なのに…

 という身勝手な考えがあったからだろう。

 

なので、父に電話して宣言。

「なんかそう言ってるらしいから、行ってくるわ」

時間はもう21:00過ぎ。

当然、面会時間は過ぎているが、

「緊急入院した当日に家族が会いに行って、入れてもらえないわけはないだろう」と

見越しての判断で。

で、母の携帯でも持って行ってやるか、といったん実家へ寄ったところ、

「車出してやるから一緒に行こう」となり、

そのまま父と一緒に病院へ。

 

そんなこんなで病院に着いたのは22:00頃だったろうか。

表玄関はもちろん開いていないので、警備員さんに開けてもらい中へ。

(救急車が着くような病院なので、夜間窓口はちゃんとある。)

ナースステーションをのぞいて事情を話すと、

「じゃ、消灯時間は過ぎてますから、呼んできます」と食堂でしばらく待っていると、

酸素ボンベを押しながら母が自力で歩いて食堂に入ってきた。

ぱっと見、普段と変わらず、それほどきつそうにも見えなかったので少しほっとしたが、

やはり「なんで救急車?」との思いも募る。

が、まあこんな時間だし、少し話をして携帯電話を渡して、早々に病院を後にした。

 

携帯電話を渡してきたから、取りあえず連絡は取れる。

近々、また日中に面会に行く予定。

 

しかし、やはりよくわからんなぁ。