クゥが息を引き取りました。
前日もその日の夜も…あの子は動き回っていたから、夜中~朝方に眠ったのだと思います。
ご飯をあげようとしたら、遊んで?って近付いてきたクゥに今度ね、って遊んであげなかった私。
それが悔しくて、仕方ないです。
いつもいつも…別れの度に後悔してばかりの私はちっとも成長していません。
クゥは実家の木の下に眠らせる事にしました。
誰よりも食欲が強い食いしん坊の女の子でした。そんなクゥが以前よりも格段に食欲が低下して、昼間は必要最低限の行動しか取らず、ずっと眠っていました。
夏の暑さの所為だろうと多少の心配はありましたが、夏になると今までの子達も似たような行動を取っていたので病院に連れていこうとは思いませんでした。
穴を掘り終わって、クゥを外に出します。
あんなに食欲がなくなってた子が最期はご飯を沢山溜め込んで片頬が膨れていました。
そればっかりはクゥらしいというか…なんというか。このときに一番込み上げてきたものを必死に抑えました。
ましゅやゆ吉みたいに苦しまない最期だったのなら、泣くのは少しにして、笑顔で送ってあげないといけません。
私があの子達との別れから学んで、なんとか実行できたのはこのお別れの時くらいなのではないでしょうか。
クゥ。
向こうでは好きなだけ食べるんだよ?誰もとったりしないからどこかに隠したりしなくて良いんだよ?
でも、そんなに食べたらまたまん丸になっちゃうからちゃんと運動もすること。
それから…これまで以上に可愛いクゥでいてくださいね。
バイバイ、クゥ。
私のところに来てくれて有難う。
ゆっくり休んで…ね。
クゥ(ホワイトスノー♀)
享年1年9ヵ月。
家族になって1年6ヶ月目の翌日に旅立っていきました。