やましたひでこ公認
チーフ断捨離トレーナーの
みなみちゃんこと南前ひとみです。
３月14日、木曜日。
＜旧暦如月八日＞
暖かくなったり、寒くなったり。
風で花粉が飛び交ったり、
雨がそれを沈めてくれたり。
季節とは、天候とは、階段を
順番に登っていくようにはいきませんね。
だから、気づいたら
春という季節になっていて、
そこに夏の日差しまでもが
紛れ込こんで、あれ？みたいな、
そんな感覚で日々を過ごしているような。
さてさて、あなたは、
いかがお過ごしでしょうか。
ところで
BS朝日『ウチ、断捨離しました！』が、
来月からレギュラー番組となり、
出演者のご家庭を訪問する日々が
続いています。
４月スタート 毎週水曜日 夜９時＜BS5ch＞
https://www.bs-asahi.co.jp/danshari/
初めてのお宅で、ご家族のお話を伺い、
お宅の有様をつぶさに見せていただき、
問題解決の突破口を見つけ出し、
そこから、一緒に断捨離を
スタートさせていく。
けれど、お宅の有様を
すべて見るまでもなく、
玄関を一歩入れば、
いえ、玄関の手前で、すでに、
病んだ住まいの重篤さを
感じ取れてしまうもの。
それを、家が発している
負のオーラと表現するべきか、
あるいは、不活性エネルギーの
放射と言うべきか。
ところが、当のご家庭人は、
自分の住まいがそこまで病んでいるとは
自覚していない場合がほとんど。
もちろん、片づかない悩みを
抱えていることはたしか。
片づけても、片づけても、
どうにもならないとお手上げ状態、
あきらめの中に沈んでいることもたしか。
けれど、「住まいが病んでいる」
とまでは意識していない、つまり、
実態と認識に大きな乖離があるのです。
片づけに疲れる家で、
片づけに疲れている住人は、
いつの間にか、その疲労が
病的なレベルまで進行
していることに気づいていない、
じわじわと症状が悪化していることを知らない。
慢性疲労
蓄積疲労
病的疲労
恐ろしい疲労が進行中の家庭たち。
そう、一刻も早く、
この「慢性蓄積病的疲労空間」の
症状悪化を食い止めなくてならない。
そう、緊急の手術が必要。
けれど、本人はその手術に抵抗を示す。
何年もホコリに塗れた
無用な長物たちを目の前にして、
「やはり、これ取っておきます！」と
捨てようとはしない。
私から見れば、
それこそが「病巣」なのに。
あなたの家は、
散らかっている元気な家なのか。
あなたの家は、
片づかない疲れた家なのか。
あなたの家は、
モノが溜まった病んだ家なのか。
その見極め、その診断、
その正確な現状認識ができない限り、
的確な処方箋づくりは出来ないし、
快癒をもたらす治療行為を施すこともできない。
どうか、このBS朝日
「ウチ、断捨離しました！」を、
あなたの住まいの俯瞰的視点での
現状認識に役立てていただければ幸いです。
それでは、ごきげんさまにて。
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