断捨離とは決断

山陰・境港

やましたひでこ公認

断捨離トップトレーナーの南前ひとみです。

本日師匠の記事をシェア。

これは2年前のモノ。

毎年、この季節は自然災害を通して

私たちの生き方を振り返るきっかけに

なっているのでしょうか。

安心、安全で、

被害が少しでも最小限で済みますように。

ここ山陰は、本当に自然災害の少ない地域です。

ついつい、ニュースを観ても他人事。

そんな体験がない事は有り難いけれど

いざと言う時の危機管理能力は？？

と、日々安心すぎるのもいざという時どうなのかと

思わないでもないですが

とってもとっても有り難い環境です。

やましたひでこメルマガより

～略～

けれど、「断捨離」の場合は、
「決断」の「断」ですね。

素早い避難の決断が
命を守ることに繋がることを
心して置きたいと思うのです。

けれど、逃げるのも決断ならば、
止まる（とどまる）のもまた決断。

どっちの選択決断が
功を奏するのかは、
圧倒的な自然の脅威のもとでは
分からないのもまた事実。

それでも、どんなに大切なモノでも、
生命（いのち）以上のモノはありません。

モノを持って逃げようとか、
モノのために止まろうか、
そんな「モノ軸」思考は、
災害時にはまったく役に立たないどころか、
生命を危うくするものであることは
理解できるはず。

そして、なにより、
非常時に自分の命を最優先にできるのは、
日頃、つまり、日常でも、
その姿勢を貫いているかどうかに
かかっているとは思いませんか。

だからこそ、日々断捨離！

ついつい、モノに囚われてしまう私たち。
普段から「自分軸」思考を常に
刻み込んでおく必要があるのです。

だって、この私も、もしかして、
突然、非難命令が下されたとしたら…

慌てふためいて、しょうもないモノを
ひっ掴んで逃げるか、あるいは、
怖気づいて、どうでもいいモノを
抱え込んで立ちつくすか、
きっと、そのどちらか。

そう、日頃、偉そうなことを
言っている身が恥ずかしいくらい、
土壇場では情けない姿を晒すことに
なるかもしれず…

でも、だからこそ、ああ、
こんなお粗末な自分だからこそ、
断捨離の仲間をたくさん
得ることによって私自身を
叱咤激励しているのでしょう。

ところで、この大雨で避難勧告を
受けた女性ダンシャリアンが、
こんな報告をしてくれました。

「私の２DKアパートは
　土砂災害地域に指定され、
　昨夜遅くに避難勧告が出ました。

　大事をとって実家に引き上げましたが、
　アパートを出るとき“執着グッズ”
　を持ち出したいと思わなかったことに驚き。
　欲しければまた買えば良いし、
　仮に無くなっても支障がないなと
　気がつきました。

　また雨が落ち着いたらアパートで
　（モノに）向き合います。」

欲しければ、また、買えばいい。
仮に無くなっても支障がない。

ああ、潔くなりましたね。
「執着グッズ」という
自分を縛り付けていた
「観念の証拠品」とも、
いよいよお別れが出来たかのよう。

モノを欲張って抱え込む。
生きることに欲張っていく。

同じ「欲」でも、それは、
行って帰ってくる程の
質の違いがあるものです。

ダンシャリアンとは、
覚悟と勇気のある楽天家。
それは、モノに執着することなく、
生きることを愉しむこと、
生命を喜ばせること、
この二つに貪欲である
という意味に他なりません。

さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノを断捨離して、
軽やかに「決断」を下せる自分に
アクセスして下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。