チェンマイに来て2日目の朝。
なぜかこんなことを思い出していた。
私の人生。
はじめに、絶大なる影響を与えた人は
間違いなく父であった。
だからと言って、父が大好きでベタベタした記憶はない。
しかも、どちらかと言えば苦手であった。
難しい顔をして、頷く父の姿を見ると何を言って良いのか?
顔色を伺って、話が続かなかった。
決して、怒られるから気を使っていたのでは無い。
私に対して、とても温厚で、ものわかりのいい父。
どちらかと言えば、好きであった事は間違い無いのだけれど。
父との会話が苦手だったのだ。
そんな父が、大事な場面でポツリと言ったひと言。
それが、人生の道を決めるのにとても影響を与えた。
先日、娘と話していてふと思い出した事がある。
「お母さんは、何で幼稚園の先生という仕事を選んだ?」
働き方を考えるようになった娘からの質問だ。
そう言われて、考えた。
娘はなかなか…相手の心を動かす質問が上手い!
問われると無意識に思考している私。
そう言えば、私の幼児期に通っていた保育園の担任。
たしか・・・吉田先生が大好きだったことを思い出した。
無条件に好きで居てくれる存在だと感じていた。
どんな時も、優しく受入れてくれると感じていた。
あくまでも、感じたのは私。
先生は厳しかったとか…
嫌な奴だったとか…
本当のことは今となっては、わからない。
私は、「いつでも受入れてくれる先生みたいな人」
に憧れていた。
でも反面、そんな人に、
「私はなれない。」
「なれる訳ない。」
そう決めていた。(無意識)
そんな仕事を自分がすることなんて、全く眼中になかった。
高校2年のとき。
進路を決める時がやってきた。
今でも、あのシーンを忘れない。
電話での父のひと言。
「お前は、子どもが好きだから、先生になったら
今までやってきたことが活かせるんじゃないか?」
その言葉に、理由もなく「それいいな」と感じた私。
ためらいも無く、その道を進み始めたのだ。
ゆっくりと時間が流れるこの場所に来て、そんなことを回想する。
場を変えると思考も変わる。
のんびりゆるゆる。
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