びっくらこいた!前回近況記事を書いたのが昨年9月!もう9ヶ月も経っているなんて!
状況は全く変わっていませんが、今考えていることなどを記録用に綴っておきます。
1. 仕事
2. プライベート
まず仕事。
働き始めて2年3ヶ月。悩みは相変わらず一緒。ネイティブとの会話がしんどい。もちろん成長はしているけどネイティブと隔たりなく話すのは英語だけではなく人種的な隔たりを節々にたまに感じたり文化でわからないことが多いので大きな溝はなかなか埋まらない。仕事柄地域住民と話す機会が多いので、元々内気な性格の私は疲れが溜まる一方です。
一方でMRTPIという都市計画家の資格を8月にレポートを提出して取得予定なので休日はもっぱらそのレポート作成に勤しんでいます。
その資格が取れればシニアのグレードが上のポジションにつけるのですが、果たして英語がままならない私がそのポジションに立って住民から不満があがらないかなど気にしてしまいます。
とりあえず資格取らないことには始まらない。
もう一つ大きな事件が起きました。私が担当しているNeighbourhood Planという都市計画の中に組み込まれているもの、これを先々週政府が住民へのFundingを取りやめるというニュースが入ってきました。これは大事件。私のポジション自体がなくなるかもしれません。政府の動向を就労ビザだけでなく仕事自体にも注視していかねばならぬとは…。去年労働党になり変革があるのはわかっていましたが今のところ自分自身には悪い方向に動いてしまっています。
2. プライベート
2025年はとにかくヨーロッパの行きたかったところにいくという目標があり、ずっと行きたかったアイスランドやリスボン、バウハウスなどに行って旅行を楽しんでいます。
Sheffieldに移り住んで一年たち友達づくりも頑張りました。ほんとにたくさんの人に会って、根暗なのでその度に疲れてしまい大変でした。数人仲良い人ができ、その人たちが今の支えです。それでもやはり家族や学生からの友達は恋しく、彼らのようにリラックスして話せる人を短期間で出会った人に求めるのは無理なこと。どうしても落ち込むことがあるとひとりで塞ぎ込んでただただ耐えます。ひたすらネトフリみたりしてやり過ごすうちに、なんだか心が死んでいってる気さえします。人生そんなものなんでしょうけど。美味しいものを食べて元気を出す性格なのですが、あまり私が好きな美味しいものが売っていないシェフィールド。美味しいお寿司屋は1万円近くするのでやすやすとはいけません。
そんなこんなでビザは残り一年。よく一年後のことを考えます。今の気持ちは95%帰国。恋人もいないし、今イギリスいるのは仕事のため。そしてその仕事は政府からの足切りにあいつつある。ある程度NPについても理解できてきて、次に何をやりたいかと問うとやはり熊本で博士がやりたい、研究がやりたい、というのがあります。家族と友達もいる熊本に帰りたい。一方で熊本の男尊女卑はひどいし30越えた女で結婚を常に突きつけられるストレスに耐えられるのだろうかという不安もあります。大前提として博士をするお金はどうするのか、周りは子供3人で家を建てて幸せな家族生活を送っている中、私は研究だけ、自分のエゴだけを手に生きていって(自分でコントロールできるのって所詮それくらい)正気を保てるだろうか。
そんな不安は一生つきまとっちゃうよねー。
結婚しても幸せになれるかなんてわからない、でも信頼できる人には出会いたいけど全然出会えない現状。なかなか難しいですね。やっぱり今を、一日一日をひたすらに歩み続けるしかないなっていう結論に至る。
熊本で博士号ていう選択肢以外にも福岡や大阪とかで都市計画コンサルするのが一番金銭的にはいいのだろう。男尊女卑も熊本ほどはひどくない。でも愛着は全くないし興味のない地域での仕事を残業してまでやる意味はあるのか。それこそいい人見つからなかったら結婚もできずやりたいこともできず何も残らないのではないかと思う。
今の仕事がなくなれば来年のビザ切れを待たずに日本帰国になってしまうかもしれないけど、今はとりあえず資格取得してきたるときを待ち、旅行を楽しみたいと思います。