こんにちは。イギリスの大学院を卒業して現在就活中のMarikoです。

 

今回はイギリスで受けた初めての面接についてまとめておきたいと思います。

 

初めての面接は2022年9月下旬で、民間機関でした。

 

これまでのおおまかな就活の流れについては下記のブログ記事でまとめています。



 

目次

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1.面接の練習

 

2.面接までの険しい道のり

 

3.面接の内容

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1.面接の練習

 

まず、修論が終わりかけの頃、周りが就職先が決まっていく焦りから、一社だけにCVを送りました。

 

そこはRural Planningが専門だったので、私の専門とマッチしていました。

 

ただし、マッチしていなかった点が仕事内容でDM(Development Management)というPlanning Applicationを取り扱う部署であったことと、Assistant Planning OfficerでGraduateよりも少し経験がある人も申し込めるボジションだったことです。

 

それはともかく、修論提出日の翌日に面接日とのメールが届き、修論を提出した後に急いで3時間ほど練習をしました。

 

練習は基本的に大学のオンラインツールを使いました。

 

自分で質問を選べて、1分以内に答え、その内容をビデオで見返せるというもの

 

納得いくまで何回も練習しました。

 

言葉に詰まる時は大体具体的な例が思い浮かばないときで、繰り返すうちに昔の仕事内容を思い出してきて、自分のスキルと合わせて説明できるようになっていきました

 

練習とは他に、Right to workについて全くわからず、大学のキャリアセンターに確認しました。

 

結局BRPとパスポートを持っていけばよいということでした。

 

現在は卒業ビザを申し込んだので私はShare Codeを取得したのと、BRPがオンラインになったので、パスポートだけを持っていくようにしています。

 

Share Codeは卒業ビザで政府のウェブサイトでサインインしたことがある人なら、そのアカウントを使って簡単に申請することができ、コードは3ヶ月有効です。

 

 

 

 ▼卒業ビザについては下記にまとめています



2.面接までの険しい道のり

 

修論提出と練習とでバタバタしながら、面接は直接会場に赴く形でしたが、電車で1時間、バスで1時間半程度でその間の待ち時間を含めると4時間かかる予定でした。

 

ここでうまくいかないのがイギリスの公共交通機関。とくに田舎。

 

まず電車を降りた後、駅が工事中でバス停が見つからない、駅員さんに聞いてもその場所にバス停はなく、周辺をうろうろ。

 

このバスを逃したらもう帰りのバスの時間しかないのです。

 

時間になって乗るバスと同じ番号のバスが通りすぎようとしたので、必死に止めました。笑

 

運転手が怪訝そうな顔をしたけど、なんとか乗せてくれました。優しい感謝。結局バス停の場所わからず。

 

しかし乗るやいなや、私の目的地へはこのバスはいかないと言い出す。

 

途中聞き取れないが、なんとか、工事中で途中の区間までしかいかないことを把握。

 

田舎のバスの運転手ってみんな話すの早いしアクセントが強い気がする。

 

後から乗ってきた人たちも5回くらい聞き直してたので、私の英語力の問題だけではなさそうだと、面接前に気落ちせずすんだ。笑

 

このバス以外そこに行く方法はないので、とりあえずそのバスに乗って、途中から歩くか、タクシー拾えばいいかと考える。

 

私はイギリスの田舎を舐めていました。

 

着いてから、運転手から歩くのは無理だと言われ、タクシーを探すにも田舎なので2社くらいしかなく、1社は今ブリストルに出ていて帰りは夕方、他はつながらず。

 

面接先に電話するもご飯の時間帯でつながらず、メールを送る。

 

どうしようもないのでパブでランチをして、もう無理かなと諦めて、食べ終わった頃また面接先に電話をかけたらつながった!!!

 

迎えにきてくれるとのことで、着く頃にはもう面接時間はすぎていたけど、面接を受けさせてもらいました。

 

 

3.面接の内容

 

面接の前にまず45分程度、Minor Planning ApplicationのDecision Letterを書くというエクササイズがありました。

 

これは授業で少しだけ触れたのですが、かなり苦手な分野でした。

 

なんとか形になるようなLetterは書いたのですが、100点満点でいうと20点くらいだったのではないかと思います。

 

おそらくすでに半年でも経験がある人だとすぐに書けるレベルだと思います。

 

 

面接官はエクササイズの結果を見ていませんが、これで自信をなくしたのと、このときはまだ、私なんかと雇ってくれる会社があるのだろうかと疑問を抱いていた時期なので、英語への不安もかなりあり、この後の面接でいくつかの質問を自信なさげに答えてしまいました。

 

少し前のことなので、質問項目をはっきりと覚えていないのですが、1時間程度おそらく20個以上の質問があったと思います。

 

ー自己紹介(Tell me about yourselg)

ー強み、弱みは何か

ーDMは期限に追われる仕事だが、自分自身はどのように期限を守る工夫をしているか

ー地域の人とコミュニケーションを取ることが重要な仕事だが、どのようなことが大切と思うか

ーRural areaの問題はなんだと思うか

ーこれまでに経験したチームワークで成功に導いた事例は何か

ーこれまでに経験して難しかった決断は何か、どのような結果になったか

ーこれまでに経験して難しかった交渉は何か、どのように解決に導いたか

ーこの職についたらどんなことに貢献できるか

ー何か聞きたいことはあるか

 

私は日本でPlan-makingの分野を主に担当しており、そもそも日本ではDM職がないので、それに当てはめて答えるというのにかなり苦労しました。

 

交渉などもぱっと思いつかず、「あまり思いつかないんだけど、ええっと、、、学校で模擬体験した内容を話します」と言った感じになってしまいました。

 

また、大学院でネイティブに囲まれた生活で完全に英語への自信を喪失しており、コミュニケーションについて聞かれた時、相手の意見を理解する努力はするけど、たまに聞き取れないことがあるなどと口走ってしまいました。

 

面接官も、「英語に関してはどんなフォローをしたらいい?」と聞いてくれ、「慣れるのが大切」などという答えにならない答えを言うという。

 

面接官がかなり優しく、会話が楽しかったので、当時はうまくいったように思いましたが、今考えるとひっちゃかめっちゃかでしたね。

 

でもこの面接での経験がかなり役立ちました。

 

翌日お断りの電話をもらいましたが、電波が悪く、Feedbackをうまくもらえませんでした。

 

ただ、日本のRural Planningに興味をもったというようなことを話してくれました。

 

とても貴重な経験だからぜひ生かして欲しいと。

 

その後に日本に一時帰国して、色んなYouTubeを見たり、英語で話す機会もあり、英語が完璧でなくてもいいのだ、もっと自信をもっていいんだということに気づきました。

 

一年間ネイティブの中にいたので、全然話せない人と思っていたのですが、日本に帰ると英語ペラペラな人になっている自分。その体験でなんだか自信が沸きました。笑

 

おそらく私が思い描いていた理想の英語力になるまであと20年はかかるわけで、そんなんじゃいつまでも就職できないではないか、いつまでも英語力ばかり気してはいられないと気づきました。

 

Camblyで先生と面接の振り返りをしていて、上記もろもろの気づきを得ました。

 

誰かと話したり、ブログに書いたりして整理するのも大切ですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

途中面接会場に行き着くまでの話が長くなりましたが。笑

 

田舎に公共交通機関で面接に行く時は前もって早く行くなど、ぜひお気をつけください。笑

 

この前1月に受けた面接についてまた次の記事で紹介したいと思います。