帰宅したら小包が届いてたんたたんたんたん。
おぉー!
先日の漆塗の御朱印帳と別の御朱印帳だけど、まさかの御朱印袋がついてた!
朱印帳だけだと思ってたから、ちょっとしたSurprise!
風合いも最高じゃないですか。
中には御朱印帳ももちろん入ってた。
『謹製』、素晴らしい日本語、日本人の心を表したような言葉だ。
裏は・・・
ん?向井ふとん店?
なんで布団屋さん?
そういえば御朱印帳と一緒に同封されてたのは『向井ふとん店てくてく通信』というまさにお手製のチラシと
直筆の謝状。
この一筆書なんてさ、僕の名前以外のところはコピーの方が効率はいいんだろうけど、全文直筆ですよ。
これですよ、これこれ。
こういうアナログなコミュニケーションを僕は求めているんです。
向井ふとん店さんのことを調べたら、色々分かった。
今回のこの御朱印袋、そして朱印帳の表紙は市木木綿という熊野地方の伝統工芸品なんだけど、今ではこの木綿を織れるのが向井ふとん店の店主、向井浩高さんのみとのこと。
向井さんはこの市木木綿で布団や座布団を作ってらっしゃるんだな。
なんの気なしに、ただ柄が良かったから選んだ御朱印帳だけど、市木木綿のことを知れたから良かったよ。
こういう出会いは大事にしないとな。
向井ふとん店ってどこにあるんだろう?と調べたら、
なるほど。
紀伊半島は新宮の上あたりか。
2018年の大晦日、僕は和歌山の新宮で過ごしたんだよ、懐かしいな、サンシャインホテル。
新宮には続100名城の新宮城ってのがあって、当時ブログには書いてないけどもちろん行ってます。
なんなら徐福公園も、もちろん寄ってます。
やらなきゃいけないことはやらないくせに、やらなくていいことの大概はやる男なんです。
ただ、あの頃は続100名城は集めてなかったからなぁ・・・また行かなきゃなんだ、新宮まで。
スタンプの為だけに、また新宮まで行くんです。
スタンプってなんなんだろうね・・・何が人をこうまで魅了するんだろうか。
若干、スタンプに人生を乱されだしています。(笑)
だからさ、今度新宮に行くときは、熊野で途中下車して向井ふとん店に行こう。
よく見たらさっきの謝状のこれ、
プリントじゃなくて市木木綿の生地が貼ってあるんだ!
いやぁ、粋だなぁ。