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基本情報
犬種:トイプードル
年 :6歳(確定)
性別:♂ 去勢手術済み
フィラリア陰性
狂犬病ワクチン:本日現在未接種 (接種予定あります)
混合ワクチン:8種混合接種済み
体重:4.8キロ
色 :黒
仮名:オダ君
(飼い主によるセンター持込→処分です)
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毎日毎日吠えると殴られ、殴られるから恐怖のあまりに噛み返す
噛み返すから、更に殴られ、エスカレートすると棒で殴られ
失神するほど虐待を受けてきた6年近く
オダ君の精神はズタズタにされ、精神を破壊されてしまいました。
想像ですが、子犬の時は、誰でも可愛くて甘噛みなんかも可愛いの一環で
好き勝手させていたのでしょうね。
犬も成長し、人間と共生していくことを学ぶ機会も無く
人間の都合によって、躾けもされないままに【吠え・噛み】などを
体罰によって矯正しようとしたと想像してます。
しかし、犬にも個性があって、神経質で臆病で恐怖を感じる子も多くいます。
まして、愛情の示し方を理解していない人間が多い現代ですから
ただ、殴られ蹴飛ばされ棒で叩かれを繰り返しているだけで
犬は従順になるものだと、変な知識があるのも【人間の勝手】では無いでしょうかね
気分が良いときは、尻尾を振って人に近寄っていける[普通のトイプードル]が
ちょっと触られたり、大きな声を聞いたり、トイレシーツを交換しようとしたり
掃除をしようとしたり・・・・・生活の何気ないところにオダ君の怒りのスイッチがあります。
一度、スイッチが入ってしまうと、別犬のように攻撃してきます。
今まで、そうやって自分の身を守ってきたのでしょう。
やられる前にやる
そんな風に覚えてしまったオダ君ですのでセンターに持ち込みをされたと簡単すぎるほど納得しました。
オダ君を引き受けてからの最初の3日間は、吠えようが要求しようが無視を繰り返し
食餌や水・トイレの散歩の時も、目をあわすことなく、ただニコニコしてるだけでした。
顔もモジャモジャでふやかしたフードを与えると、口の周りがグチャグチャになり
ちょっと拭いてあげようと・・・するそぶりだけでも豹変し^^;
ウンチをして、出きらなかったもので不都合そうに地面にこすり付けたりするのを
ちょっと取ってあげるよと・・・そのそぶりだけでまた豹変し(笑
間に合わず咬まれてしまった時には、咬まれたままで「大丈夫だよ」と咬むのを止めるまでそのままにし
咬むのをやめて、自分でケージに入ったときにも、ただただニコニコして「イイコだね」と閉めます。
精神を安定させるサプリを併用し、少しずつ不安が解消していくように努めております。
大型犬を専門にしている保護チームなだけに、本来ならば引き受けをしないところですが
ペットショップや、なんちゃってぶりーだーにおける、適当な繁殖において購入した
人気で可愛らしい小型犬の問題行動の相談を受けるようになりました。
昔ながらの体罰方式で教える訓練士やトレーナーさんも、悲しいかなまだまだ多いのです。
人間の欲望の犠牲になった犬達は、この日本でどれだけの数がいるのでしょう。
咬むとか吠えるということだけを見たら、何も変わりません。
どうか、原因を見つけてあげてください。
オダ君のことを書く上で、新しい飼い主さんを探すことが困難になるだろうということを
隠さずにご報告することで、読者の皆様のご理解を得て
更に、不安にめげず頑張っているオダ君に温かいエールを送って頂きたいと思っております。
活字だけで長くなってしまいましたが(^O^)
そんなオダ君ですので、スリッカーで毛を整えてあげることも出来ないもんですから
ここはプロにお任せ( ̄▽+ ̄*) (協力して頂けるトリマーさん募集
)
トリミングは出来るんだと言われていたのですが、もうそれ相当に噛みつかれている私としたら
トリマーさんに怪我をさせてしまっては・・・と悩み考え・・・そして相談して引き受けてくれた
トリマーさん
TT 涙が出るほど嬉しかったです。
プードルを意識せず、どうか丸刈りでお願いしますm(_ _)m
と注文をして・・・・・・・
新しい犬種が登場しました。
オダピンシャーですo(^▽^)o
足が長くて、とっても格好良いオダ君は
優しくお手入れできるようになるまで、丸刈りですね(´0ノ`*)
(寒そうだけどね)
口先だけ、どうしても刈ることが出来なかったそうですが
もーこれだけ短くしていただければーもう大満足です。
私の下に10日間
この10日で私に対しては、呼べば来る・突然じゃなければどこを触って
イイコイイコしても怒らなくなりました。
何気ないことだけど、凄い進歩ですよね(^人^)
イイコイイコされても、当初はじっと固まって目が・・「いつでも襲うからな」という感じでしたがヽ(;´ω`)ノ
見る見ると変わっていって、撫でられることにウットリするところまで変わってきましたよ。
6年間の生活を考えると、そんな簡単に人間を信用してくれるわけは無いんでね(笑
今度は私に対する分離不安を起こすようになり、普通ならば当然無視で過ごすのですが
預かり犬ジョジョや、我が家のもう1頭のストレス犬が
攻撃態勢に入る(もちろんケージの中ですが)と、2頭で反撃に出るのが多くなりました。
もーこうなると、オダ君も落ち着いて人間と共生することを学べなくなります(ノДT)
そこでお願いしたのが、プロ訓練士さんです。
ここまで精神が破壊されてしまい攻撃性の強い犬は
訓練士さんやトレーナーさんと名前の付く職業の方でも
正直嫌がります。なんの為のトレーナーの称号なんだか解りませんが
こんな経験をした事ある方からの相談が無茶苦茶増えてます。
この訓練士さんは、まだ若い女性ですが、本当に良く犬と向き合ってくれます。
オダ君は、一ヶ月間修行に出ることになりました。
オダ君の修行してくる内容は、芸を覚えるためではありません。
少しでも人間を敵とみなすことなく、この運動神経と執着心を
良い方向に変えようじゃないかということです。
何しろ抜群の運動神経をもつオダ君ですから
ジャンプ力も相当ですヘ(゚∀゚*)ノ
どうぞ、1ヶ月間宜しくお願い致しますm(_ _)m
人間も色々と過去があり、その過去に悩み苦労をして人生という道を歩いていくもの、それが人間であると考えます。
犬も同じです。
これからのオダ君の犬生という道に、一緒に歩んでいってくれる
素敵な飼い主さんを募集しております。
読者の皆様も、どうぞご助力下さいませm(_ _)m
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里親希望者様にお願い
動物との共生を考える会 ONE へ飛んで頂き、全て熟読した後
事前新飼い主申込フォーム にお応え下さい。
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宣 誓
動物との共生を考える会 ONEは
自治体・行政と協力し合い公的な場所での啓発・広報活動をするので
公序良俗に反し、活動内容・趣旨が不透明な個人・団体との連携はいたしません。
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