赤ちゃんは泣くのが当たり前・犬は咬むのが当たり前 | Dog=GOD!

Dog=GOD!

犬と一緒に暮らすということ。
犬と一緒に暮らしているということ。
犬は神様です。

戦争中、防空壕に逃げ込んだ人間達の間で


泣き喚く赤ん坊を一突きで殺すなんてことはザラだったそうだ。




私の亡くなったおばあさんが戦争体験をよく話してくれました。




乳飲み子を抱えた母親は、赤ん坊を泣かせまいとして必死になり


必死過ぎて口を押さえ殺してしまったということもザラだったそうだ。




私のおばあさんも同じ経験をした。




逃げ込んだ祠でまだ乳飲み子の私の母のすぐ上の兄を


泣かせまいと乳を押し付け、気が付いたら息をしていなかったということだ。




おばあさんは、乳飲み子の亡骸を抱いて数日さ迷い、そのさ迷ってる最中の記憶がない


が・・・死んだ赤ん坊を抱いている若い母親がいると不憫に思った当時の住職夫妻が




焦点の定まらないおばあさんを寺へ守りいれ、赤ん坊の亡骸を極楽浄土へ葬った。




それが縁で、普通ならば一般市民が入れるわけがないような由緒正しきお寺なのに


母方の菩提寺となった。




狂った時代だった、悲しい時代だった、沢山の慟哭があった。


しかし、一家団結・家族愛のある時代でもあった。




そんな時代を、いくらオバサンになったからと言っても、見たことないので


私は知らない世界だ。知るのは私のおばあさんの戦争体験の言葉と


戦争写真集や、ネットで見る戦争体験記でしかない。




世の中は移り変わり、赤ん坊が泣いて迷惑だからと記事になる時代になりました。




赤ん坊は泣くのが当たり前ですが、そんな当たり前の事をいけシャーシャーと各著名人が


世界に向けて、はたまた自分のファンに向けて発信してることを


私は馬鹿馬鹿しく感じる。




私は犬の吠え声を聞いても、そこまで怒る気にはなれないが


ファミレスや公共機関で幼児がキャキャーと走り回ったり


乳飲み子が泣き叫ぶのは、本当に勘弁してくれと思う方だ。


そんな私は2児の母である。




分別の付かない子供を対象に怒っているのでなく


分別の付かない子供を人の迷惑を考えずにいれる親に怒っているのだ。




公共の乗り物は走り出してしまえば密閉された空間


その中に赤の他人が同じ料金を投じて同席してるわけです。


それに、飛行機となると気圧の変化から大人でも耳が痛くて


何度も唾液を飲んだりして耳を治していきます。




自分が乳飲み子を抱え、この気圧をこの子は耐えられるだろうか?


泣き叫んで人様にご迷惑をおかけしないだろうか?


と事前にイメージトレーニングは出来ないものだろうか?




話を犬に変えます。




以前、ドックランでの話


社会性のなってない大型犬がドックランに入ってきて、まして未去勢のオス


次から次に犬を襲い、飼い主さんは走って静止しようとするものの捕まえられず


とうとう、犬に怪我をさせてしまいました。


飼い主さんの話では、家ではとても従順で良い子だということ。


犬は歯を当てたり、威嚇したり、臭いをしつこく嗅いだりと・・・


人間からみたら、ハラハラドキドキの交渉術をしてくれます。




しかし、ここドックランはランにいる赤の他人も同じように同じだけ料金を払ってきているわけで


一度目は飼い主として解らなかったで通用したかもしれないけど


2度目は『マズルガードをして下さい』と申し立てました。


怪我をした犬も、怪我をさせた犬も、両方の飼い主も、嫌な思いをするでしょう。


まして、犬は弱いものイジメが大好きですから、一度勝った相手はまた襲います。


そんなことを自分の犬の覚えさせてしまって・・・私は犬が不憫です。




犬に人間の法律を適用させるのも不憫ですが


犬は人間に飼われて生きる動物です。共生していかないといけない。




次、人間に戻ります。




んじゃ、赤ん坊は泣くから仕方ない。と終わらせてしまったら若い世代のお花畑系のお母さんは勘違いして


また昼間のファミレスで、でっかい乳母車仲間と迷惑を考えず堂々と子供は走り回るのは当たり前・子供は泣き叫ぶのは当たり前のことと増えていかないか、おばちゃんは心配です。




私は長女がもの凄くうるさい子供でした。


「とんかつが食べたい!」と珍しく食事に行っても、ぐずって泣くものですから


夫と交代でとんかつ食べました。


皆さん、せっかく食事に来てるのに


熱を出して病院に行っても、具合が悪いもんで泣き喚く、その声は大草原でも生きていけるぞと思うほど


大きな声で泣きます。


病院は具合の悪い人達で満タンです。保護者である私がついていて抱いていられるのだから


外に出てあやしながら気分転換です。




世論は、漫画家の批判に向いてますが、私は批判は出来ないし


逆に、著名人が、なんて当たり前なことを発信して喜んでいるのか?と知的能力を疑うし


マスコミで流す情報が『赤ん坊は泣いて当たり前』なんて出すことに違和感を覚えます。




泣いて当たり前ってのは、万人が知ってることです。


その時、保護責任者(親)はどんな対応をしていたのか?で賛否両論があるかと思います。




国内ならば、客室と客室の間のスペースに避難出来るブースがある列車を


のんびりゆったり各行楽地を回れる自動車を


利用することは考えなかったのか?




自分の子供が泣いて喚くのを止められるテクニックは養っていないのか?




人の迷惑は考えていなかったのか?




迷惑をかけた場合、どのように対処しようと思っていたのか?




保護責任者が困って困ってどうしようとオロオロしていると


誰か手を差し伸べてくれる人はいなかったのか?




私は1歳になった我が子を連れて、列車で(飛行機は流石に他人に迷惑をかけると思い)北陸へ旅行に行ったことがあります。


ただでさえ、大草原でも生きているほどの声量を持つ彼女をなだめるためのグッズを持っていきましたが


新幹線から特急に乗り換えたあたりから気分が曲がってきました。


ぎゃーとなって、それ以上になったら大変だーとバックからあれやこれやと出していると


向かい合って座っていたおばあちゃん2人が、「ほれ」とミカンを出してくれてご満悦。


身振り手振りであやしてくれて、そろそろミルク投入して寝かせるといいよと助言頂き


到着の駅までぐっすりと寝てくれた記憶があります。




名前も知らないおばあちゃん達に助けられた私は、本当に心から感謝しましたよ。






泣き続けた赤ん坊が悪いわけじゃない、泣き続けさせるような環境においておく


保護責任者(保護者)がどうだったのか?と問いたい。




泣くのが当たり前で通用する赤ん坊、咬んで当たり前で通用しない犬




なんだかおかしいね。どっちも分別付かないのにね。