言語化は、ただの技術ではなく、自分自身と世界を丁寧に見つめる姿勢ーー
そうは言っても、思考を言語化するのがいかに難しいか。
言語化の動機付けとなればと思い、購入しました。
本書を読んでの気付きを3つご紹介します。
「それはそれとして、今できることは?」
アメリカで禅を広めた鈴木大拙師のお言葉として紹介されています。
相手を受容しながら、話をより高次元へと引き上げる、非常に高度な心理テクニック。誰でも、今から、使える。と、解説されています。
儒仏道の三教を学ぶのがライフワークなので、鈴木大拙師のご著書も何冊か読んだことがありますが、ことお言葉が鈴木大拙師によるものだとは気付きませんでした。儒教と道教は処世術的な色彩が強いですが、仏教を処世術と捉える視点があまりありませんでした。そのため、誰でも、今から、使えると記されていてハッとしました。そういう視点を持てば、活かせることがまだまだ出てきそうです。
ツァイガルニック効果
一件落着した出来事は忘れやすい。継続案件は忘れない。一件落着させれば断ち切りやすい、と書かれています。知ってはいたものの、とりあえず手をつけてしまえば継続しやすいとだけ受け取っていました。工夫すれば、既に知っている知識をもっと有効に活用できるのではと感じました。
ザイオンス効果も知ってはいましたが、コミュニケーションを取るときに、共通点・共通性はそこまで強く意識していなかったです。せっかくの知識ですので、余す所なく使っていきたいと感じました。
エビデンスからナラティブの時代へ
経営の分野ではナラティブの重要性が強調されていますが、臨床医学でも重視されるようになってきているのは衝撃でした。ここでもやはり言語化の重要性をひしひしと感じます。