格差社会を生きる、なぜ格差は広がるのか。 | 智慧の杜~生きる意味を求めて~

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現代社会はとても経済的な格差がある。


そして、経済的な格差だけではなく、
幸せ度の格差もある。


経済的に豊かであるからといって
幸福度も高いというわけかというとそうでもない。


経済的に豊かだが、幸福度が低い人がいる。

経済的に豊かではないが、幸福度が高い人がいる。

経済的に豊かでなく、幸福度も低い人もいる。

経済的にも豊かで、幸福度も高い人もいる。


人生長く生きれば生きるほど、
その差は広まっていくように最近思う。


この格差の原因は何なのだろう。

国が悪いのか、社会が悪いのか、
景気が悪いからか、
グローバルな世界が悪いからなのか。


確かにはそれらには、
たくさんの問題があると思う。


しかし、最近思うことは、
自分自身に関して、
外のことが原因ではないと感じるようになった。


20代は、自分のやりたいことを優先して
自由に生きてきた、


その変わりに社会人としての
成長はしなかったので
経済的には貧しかった。


しかし、ヨガや瞑想をし、
内面の成長の努力はずっと続けていたので

内面的な幸福度は
少しずつ上っていっていた。



30代半ばを過ぎ、
ちゃんと社会人として
自立独立して生きようと思った。


だから、起業し、
今まで全くしてこなかった
ビジネスの勉強を一生懸命した。

そして、今もし続けている。


今まで、精神的な成長を
大切にしていたので
ビジネスの勉強は
毛嫌いしていたところもあった。


そして、ようやく
個人事業で完全に独立し
経済的に人並みになった。


こういった経済面と精神面の
両方の成長の努力をしてきて

思うことは外の状況は
全く関係なかったということだ。



不景気だろうが、お金がなかろうが
私は内面の成長の努力によって
より幸せを感じることができるようになった。


不景気だろうが、資金がなかろうが
ビジネスの勉強をし、アイデアを練り、
独立起業に成功した。


社会の状況は全く関係がなかった。


もし、国が悪い、
社会が悪いと思っていたら

私は今も経済的に貧しく、
幸福度も低かっただろう。


現代、日本でどんどん格差が
広がっている原因の一つは
どうやったら成長できるかという知識が
溢れているからではないかと思う。


どうやったら人は幸せになれるかという情報も
どうやったら経済的に豊かになれるかという情報も
日本人であれば、いくらでも知ることが出来る。


情報が少ない時代であれば、
そんなに簡単に、
そういった情報は手に入らかっただろう。

それこそ一部の豊かな人しか
手に入れることができなかったかもしれない。


しかし、現代は本屋に行けば、
その真髄について書いた本を
わずか数千円で買うことができる。


お金を出さなくても図書館に行けば、
全くお金をかけずに学ぶことができる。


ただ、気をつけないといけないのは
玉石混交で間違った情報も
たくさんあるということだ。


一見良さそう見えて、
最終的に不利益になったり、

何も変わらなかったりする
知識はどんなものか。


そういったものは目先の利益、
目先の欲望を満たすことを強調している。


逆に目先の利益や自分の利益ではなく、
長期的な視点、そして他人に貢献することで
経済的に豊かになることを書いた本もある。

そういった知識を実践すれば
経済的な豊かさだけでなく、
貢献する喜びによって、
充実した幸福な人生を生きられるようになる。


目先の欲望を満たすことではなく、
心の闇を取り除いて、
本質的な幸せを追求する知識を学び
実践すれば、心の深いところからの
幸福が得られる。



昔はそういった知識を得られる
機会が少なかったから
格差がそこまで広まらなかったのだと思う。


ここまでそういった知識が
誰でも手に入るようになると
それを知って、努力し、
成長しようとする人としない人の差が
大きく広がっていく。


社会が悪いとか、国が悪いと考え
成長しようとしない人は、
社会の底辺でならざる得ないし
幸せになることも難しい。


しかし、どうやったら成長できるか
という知識がこれだけ溢れていると
それを知って、成長する努力をする人は
どんどん人生が良くなっていく。


経済的に豊かになる人は
どんどん豊かになっていくし、
幸せになる人は、
どんどん幸せになっていく。


知識や方法論が溢れかえっている時代は
個人の成長しようとする
努力の差が幸福度も
経済的な豊かさも大きく左右する。


社会が悪い、環境が悪い、
他人が悪いと考え
成長しないことを選んでいる人は
今の状況からあまり変わることはないと思う。


それどころか、社会が変化してく中で
更に状況が悪くなっていってしまう。


自分の今の状況が悪いは
社会のせいでも、
環境のせいでもない、

自分の未熟さが原因だと考える人は
経済的な豊かさを手に入れることもできるし、
幸福な人生にしていくことが出来る。



私の周りには瞑想をして、
心の浄化をする修行している
人たちがたくさんいる。


真剣に取り組んで、
長年してしてきている人は

経済的には豊かでなくても、
本当に心が穏やかで幸せそうに生きている。


一方で、ビジネスの世界に行ってみれば
経済的に豊かな人達は、
そのための努力と勉強をものすごくしている。


これだけ、学ぶ努力をし、しかもそれを
自らリスクを背負って勇気を出して
行動している人たちが
経済的に豊かになって当たり前だなと思う。


ただ、自分のことだけを
考えているような感じの人は
経済的に豊かでも
あまり幸せになっているようには見えない。


他人を助けること、
社会に貢献することによって
成功している人たちは経済的な豊かさと同時に
幸福も手にしているように見える。


途上国で、成長するための知識が
手に入らない勉強すら出来ない国では
格差の原因は、個人より、
国や社会の方に原因が大きいのかもしれない。


しかし、この日本の格差の原因は
成長しようとする努力の差の割合も
とても大きいように最近感じる。


格差の原因は色々ある。


自分の良くない状況を
他人や社会のせいにする人は
ますます状況は悪くなっていく。


格差の原因を自分の未熟さに求め、
自らを成長させていく人は
人生は良くなるしかない。



現代社会や世界には様々な問題がある。
それが時に自分の人生に
大きな影響を及ぼし、
苦境に立たされることもある。


しかし、成長し続ける人間は
どんな困難がやってきても乗り越え、
幸せになれるのだと私は信じている。






そして、そうした自らが精神的にも社会的にも
成長していく人たちが、周囲の人達に影響を与える。


幸せに生きる人達が、
周囲の人達を幸せにする。


成長し続ける人たちが、
周囲の人たちに勇気を与え、
人を変える力がある。


成長し続ける人たちが
理不尽な格差をなくし、
新しい社会、理想の世界、地球の未来
を創りあげていく力となる。




私たち一人一人が
社会を構成している一員なのだから、

「私たち一人一人が人間として成長すること=社会が良くなること」

なのだ。