私こそが正しいと思った時、対立がはじまる。
自分以外の価値観を認めていくことで、
対話がはじまり調和が育まれる。
人間、自分が正しいと思いたいけど、
世の中には色んな価値観があり、
今、自分が持っている価値観が本当に正しいのか
良いものなのか本当はわからない。
自分とは違う価値観に出会うとどうしても
批判的に思ったり、懐疑的に思ったりしてしまう。
だけど、今こう思うことにしている。
すべての人は必ず、何かしらの面で自分より優れた面を持っている。
だからすべての人から学ぶことができる。
相手の価値観に同意しなくてもいい、
自分とは違う価値観をもっていることを受け入れ認めればいい。
そして、その人から何を学べるか考える。
多くの人の価値観を受け入れる
視野が広がれば広がるほどに
人生はより良いものになっていく。
視点を変えることで色んな可能性が広がっていく。
究極的にはすべての人、すべての存在、すべての出来事に
意味を見出すことでこの世界の真実を理解できるのだと思う。
もし、私こそが正しいと思ったら
それは視野がとても狭くなっているということだ。
そうすると対立が生まれ、争いにつながっていく。
それは人生を不幸にすることだ。
もし、『私だけ』が正しいなどと思ったら
悲劇の人生になってしまう。
如何に多くの価値観を受け入れていくことができるか
それが人間の成長の鍵なんだと思う。