不可能といわれたロータリーエンジンの実用化に成功した東洋工業。
だがレシプロメーカーからのロータリー潰しの謀略に苦闘する首脳陣
は『インディー500マイルレース』出場を決意して巻き返しを図った。ロ
ータリーを開発した四十七名のエンジニア、メカ、そして抜擢されたルー
キードライバー神保光太郎たちのインディーへの挑戦が始まったのだ。
そして、インディアナポリスの五月の晴れた空に、フェラーリ、ポルシェほ
か世界の名車とならんで、東洋工業の総力を賭けた「六ローターRX50
0」が吼える……。
ふとこの小説の一場面が頭の中に浮かんできたので、何十年ぶりかに
本棚から引っ張り出してきて一気読み
久しぶりに読んでもワクワクと楽しんで読めました。