先日、一泊二日で福岡の旅に行ってきました
今回の旅の一番の目的は、前回福岡に行った時に、見なかった、太宰府の観世音寺、宝蔵の仏像達。
前回は、そこまで仏像に関心がなく、「唐から帰ってきた空海さんがここに二年近くおられたんだー」くらいの聖地巡礼として観世音寺に行ったので、宝蔵はスルーしてしまっていたのでした
宝蔵は入館料大人一人500円です。
かなり大きな建物で、仏像も、5メートルを超える馬頭観音立像、聖観音立像、不空羂索観音立像、また、珍しい大黒天像(痩せていてお顔は顰めっ面!)や、カッコいい兜跋毘沙門天像、優しいお顔をされた地蔵像など。
むちゃくちゃ良かったです…
九州随一と言われるだけあります。
ただ、古い建物で、ライティングも古いままなのか、かなり暗かったです。
カビっぽい香りがするのでマスクは必須です。
階段のところに、昔の観世音寺の絵があり、それを眺めていると、受付の方が詳しく説明してくださいました。
その説明で見つけちゃったのが、「僧坊」。
「僧坊」のところに、「伝教大師」の文字と絵が。
受付の方が、「弘法大師様もこちらに滞在されてました」とおっしゃっていました。
空海ファンの私と夫はテンションが爆上がり
「そ、その、僧坊跡はどこですか」と興奮気味に尋ねたところ、「すぐそこですよー、石が並んでるので分かりますよ」も優しく教えてくれました。
宝蔵を出た後、
私「最澄さんの絵は描かれてたけど、空海さんは描いてなかったね」
夫「ここのお寺、天台だから」
私「あ、そりゃそうだね!」
とお喋りしながら僧坊跡に向かいました。
横に長い建物跡で、たくさんのお坊さんたちのお部屋に仕切られていたのでしょう。
どのあたりに空海さんが住んでいたのかなぁ、と行ったり来たりして楽しみました
観世音寺をバックにしたMAO様↓
心なしかキリッとしてるお顔に見えます。
「僕もここに居たんだよ」とおっしゃっていそうな
観世音寺から九州国立博物館まで歩いていきました。
太宰府天満宮のすぐそばにありました。
九州国立博物館では、長沢芦雪展が開催されています。
可愛い虎!この絵が見たかったんですよね
子犬の絵なども本当に愛らしくて、最高でした!
天満宮にも少し寄って来ました。
天満宮は工事中で、本殿の前に仮の建物がありました。
屋根の上に木や植物が植えられていて、びっくりしました。
夫が言うには「今流行ってる」とのこと。
そうなんですね…世間知らずなので、普通に驚きました😆
太宰府の鉢巻牛様とツーショットのMAO様。↓
その後、焼きたての梅ヶ枝餅を食べ(もっちり柔らかくて美味しい!)福岡に電車で移動しました。
朝早起きしたので、ホテルにチェックインしてから30分ほど昼寝。
その後、晩御飯を食べに街へ。
ぜひ食べたかった泳ぎイカのお造り!
お目目が大きい!
ツヤツヤで透明です!
肉厚で、甘くて、歯応えがしっかりしてて、本当に美味しかったです🦑
ゲソとえんぺらはお造り食べた後に天ぷらにして貰いました。
こちらもまた新鮮なので甘い。
また、名物のゴマサバも、軽く炙ったのが最高に美味しかったです。
福岡は美味しい食べ物が本当多くて、これも食べたいあれも食べたいとなるので困ります
次の日は朝から開いているホテル近くの麺処 三喜さんで念願のごぼう天うどんを頂きました。
夫が朝は食べないと言うので、彼を部屋に残して私一人で😆
人気のお店らしく、朝八時半なのに、カウンター満席でした。
ごぼう天は、ささがき状の薄く切ったものを天ぷらにしているタイプ。
ごぼう天、サクサクで美味しかった!
うどんはコシは無い柔らかいタイプでしたが、
私はコシがあっても無くても、うどんならなんでも美味しいと思える讃岐の人間なので、全然OKなんです。
福岡・太宰府の見仏と芸術のグルメ旅でした
楽しかったです!