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横山蓮花です。
昨日、高野山に行ってきました。
目的は、紅葉と、霊宝館・快慶作の仏像達❣️
そして、もちろん、お大師さん空海が眠る奥の院❣️
西宮から高野山へは渋滞なしだと、車で2時間半ほどです。
意外と近い!
高野山はとても寒いので、前の日に気温を確認して服装などの準備が必要です。
昔、三月末に春の服装で宿坊に泊まったことがあるのですが、あまりの寒さに眠れないくらいでした😅
昨日の予想気温は、西宮が最高気温18度、最低気温8度、高野山は最高気温12度、最低気温1度でした(寒!)
真冬用の分厚いタイツやダウンジャケット、冬用のふわふわがついているブーツ、ポケットカイロ等を用意して、準備万端!
さて、紅葉は…?
むっちゃ!キレイ!でした〜‼️(大門を入ったところ)
でも、他の場所の紅葉は、ほぼ散り終わっていました。
カエデ類は最低気温8度を下回ると色づきだし、もっと気温が下がると散ってしまうそうです。
最低気温1度だと、寒すぎるみたい。
真冬の気温ですもんね💦
日中、日が当たっている場所は暖かく、ダウンジャケットでは暑いくらいでしたが、奥の院の、巨木で日が遮られている場所では、ダウンがありがたかったです。
でも、一番寒かったのが、霊宝館でした。
大正時代、失われ行く高野山の宝を保存するために建てられたという博物館である、霊宝館。
高野山には何度かお参りしていますが、霊宝館には初めて訪れました。
ここには、鎌倉時代の仏師、快慶が彫った作品がいくつか展示されています。
これは素晴らしかった✨
腰の捻りがかっこいい四天王(そのうち二体は愛媛に出張中でした)に煌びやかな孔雀明王、劇画タッチの深沙大将。
ずっと見たかったので、感激でした。
でも、霊宝館はとても寒いので、もし行かれる際は、暖かい服装をお勧めします。
足元も寒いです。
自前の暖かいスリッパ持って行けば良かった…
下は奥の院に向かう参道。
沢山のお墓が並んでいます。
空気は澄んでいて、亡くなった方々も居るには居る…と感じますが、みんなシンと瞑想してるのか、静かな空間です。
面白いなと思うのが、大名などのお墓に、囲いと鳥居が設置されていること。
お墓に鳥居?神仏習合ってこと?と疑問に思い調べてみたところ、「四十九院(しじゅうくいん)」という葬送施設だということが分かりました。
お墓の周りに49本の塔婆をたて、結界としての鳥居を建てるという、昔からあるお墓の様式のようです。
もしかしたら、この鳥居の結界のおかげで、生前は敵対していた大名達が仲良く肩を並べて存在できているのかも?と思うと面白いです😊
今回は、金剛峯寺の内部にも初めて入りました。
金剛峯寺、とても気持ちのいい場所でした。
ちょっと神社みたいな空気感のあるお寺です。
門の外と中では、空気が違います。
聖域なんでしょうか。
狩野派の豪華な襖絵や、豊臣秀次が自刃したお部屋などが拝観できます。
(自刃したお部屋はちょい重かったけど、これは、拝観した人々の思いもあるのかも)
夫は巨大なお釜が設置されている台所でテンションを上げていました😊
台所は今でも、行事の際には実際に使われているそうです。
下の写真では小さく見えるけど、本物は巨大です!
どうやってお釜を洗っていたのかなと疑問に思います。