『がん消滅の罠 完全寛解の謎』 岩木 一麻
初読みの作家さんです。
BSの「あの本読みました」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞されたと紹介されていたので読んでみました。
余命半年の宣告をしたがん患者がリビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存し、その後病巣も消え去った事例が続けて起こっている。
不審に思った医師の夏目は、同僚の羽鳥と調査を始める。
謎を追ってるうちにかつての恩師に疑問の目を向けるように・・・。
連続する奇妙ながん消滅の謎。
がん治療の世界で何が起こってるのか?
最後は復讐のさらなる復讐が明らかになりゾッとしました。