『あんとほうき星』 柴田 よしき
お勝手のあんシリーズ第8弾。
紅屋から平蔵が去り、忙しさが増すおやす。
そんな忙しい中、御殿山の宴に出す花見弁当を出す事になった。
おやすが考えた弁当は大評判に。
かつて紅屋で小僧として働いていた勘蔵との嬉しい再会。
疫病が蔓延する中、病に倒れるとめ吉。
いろんな事が起こるけど、紅屋の人たちはとても優しくここで働く人たちは本当に恵まれていると毎回思わせてくれます。
夏の終わりに開いた夏じまいの宴の料理もおやすらしいアイデアでした。
時代が大きく変わろうとしている頃。
紅屋のこれからも気になるところです。