『海が見える家 それから』  はらだ みずき

 

シリーズ第2弾。

 

入社1ヶ月で会社を辞めた文哉が、急逝した父が遺した南房総の海の見える家で暮らし始めて1年が経とうとしていた。

 

父親がやっていた別荘の管理の仕事を引き継いだが収入はそんなに多くない。

 

食べていくために魚を獲ったり野菜を育てたり、さらに仕事を増やしたり・・・。

 

地元の人ともなんとか上手くやって、充実した日々を送る文哉。

 

文哉の声掛けで地元の人の生活にも変化が・・・。

 

地元の人々や管理を任された別荘の所有者との交流を通して働くということは何か見つめ直し、自分なりの生き方を模索していく。

 

南房総に引っ越して来て、本当に逞しくなった文哉。

 

それに引き換え姉はどうしようもない。

 

「お願いだからもう戻って来ないで、文哉の邪魔をしないで」って思ってしまいました。