『ただいま神様当番』 青山 美智子
毎朝7時23分に同じバス停からバスに乗る5人を描いた連作短編集。
ある朝目を覚ますと、腕に大きく「神様当番」の文字が書かれていて目の前に神様が現れた。
最初に当番になったのは、幸せになる順番を待つのに疲れたOL。
その後理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSで繋がった女子にリア充と思われたい男子高校生、学生の乱れた日本語に悩まされる外国人教師、部下が気に入らないワンマン社長が順番に神様当番に。
神様当番の文字が消えるのは神様の願いが叶った時。
5人それぞれが抱えている日々の不満解消こそが神様の願い。
付きまとう神様にイラつきながらも変わっていく5人。
今までの考えを改め人間関係や仕事もいい方向へ。
応援したいなと思える人たちに変わっていきました。
私のところにも神様当番が回って来たら、何を頼まれるんだろう
初読みの作家さんだったけど、他の作品も色々読んでみたいな。
でも気になってる本は予約人数が多くて読めるのはかなり先になりそうです・・