『ミッキーマウスの憂鬱ふたたび』   松岡 圭祐

 

『ミッキーマウスの憂鬱』の続編です。

 

高校卒業後、東京ディズニーランドでカストーディアルキャストとして働いてる環奈。

 

家族からは「単なる清掃員でしょ」と見下されてる。

 

働き始めて1年が経過し、慣れ切った仕事にやりがいを見出せないでいた。

 

そんな時アンバサダー募集を知り挑戦することに。

 

カストーディアルキャストからアンバサダーなんて絶対無理だと言われながらも夢に向かって進んで行く環奈。

 

周囲には応援してくれる人たちも。

 

努力の甲斐あって、アンバサダー候補として上位に名を連ねるまでに。

 

そして迎えた選考会当日。

 

今まで嫌だな~と思ってた人が意外にいい人だったりで、さすがディズニーと思えるいい読後感でした。

 

前回働き始めたばかりだった主人公が今回正社員として登場していたことをあとがきで知り、もう一度読み返してみたくなりました。

 

前作から16年の時を経て書かれた続編。

 

パークの情景を思い浮かべながら楽しく読みました。