『神様の果物』  篠 綾子

 

『江戸菓子舗照月堂』シリーズ第10弾で完結編。

 

兄との再会でなつめが7歳の時京の生家で起きた火事の真相が明らかに。

 

京の菓子司・果林堂の長門の提案で行われた氷川屋と一鶴堂による新旧六果仙対決。

 

なかなか面白かったです。

 

長門たちが京に戻る時、なつめも兄と一緒に京へ。

 

菓子職人として自分の進むべき道を見つけたなつめ。

 

なつめの周りの人たちも皆大きな目標を持ち生き生きとしていて頼もしい限りです。

 

あとがきで作者も「いつかその後を書きたい」と記されてるので、その日を楽しみに待ちたいです。