『駅に泊まろう!』   豊田 巧

 

妹に教えてもらった本です。

 

ブラックすぎる居酒屋チェーン店の店長だった桜岡美月。

 

亡き祖父から譲り受けたコテージのオーナーになるため、辞表を叩きつけて北海道へ。

 

降り立ったのはJR函館本線の「比羅夫」駅。

 

その駅舎がまさかのコテージ。

 

読み始めてすぐにネットで比羅夫駅について調べて、「駅の宿ひらふ」という民宿が存在していることを知りました。。

 

駅舎に泊まれるなんて日本でここだけ。

 

写真もいろいろ載ってたので、読んでても状況がとてもわかりやすかったです。

 

ホームでバーベキューとか丸太をくりぬいたお風呂とか客室とか・・・。

 

一日上り下りそれぞれ7本だけの比羅夫駅。

 

東京からやって来た美月にとってはビックリすることばかり。

 

北海道の広さに列車の本数の少なさ。

 

電車ではなく「汽車」と呼ぶのは鳥取でもそうでした(今はどう呼んでるのかわからないけど)。

 

料理担当の東山亮と共に「コテージ比羅夫」でお客様を迎える美月。

 

訳ありのお客さんへの心のこもった対応。

 

ハートフルなお仕事&鉄道小説でした。

 

まだまだ続くので、お客さんとの再会にも期待したいな。

 

読んでて北海道の地図が載ってたらな~と思ったら最後にありました。

 

出来れば巻頭の方が・・・。

 

富良野までの乗り換えとか地図があった方がわかりやすかったので・・・。

 

次巻からは最後の方もチェックしてから読もう。