『走れ外科医』 中山 祐次郎
泣くな研修医シリーズ第3弾。
雨野隆治も外科医になって5年目に。
前回研修医として来ていた凛子も外科医にやって来た。
雨野先生、すっかり医者らしくなっていて成長を感じました。
凛子は今時な感じではあるけれど仕事熱心で優秀。
ある夜、ステージⅣの癌患者・向日葵が急患で運ばれて来た。
自分の病状を知りながらも前向きな葵。
そんな葵に「人生でやっておきたいこと第一位」の実現をお願いされる。
医者として無茶だと思いながらも、叶えてあげたい気持ちも・・・。
そして凛子と共に葵の願いを叶えることに。
パルスオキシメーターの数値、数年前だったらピンと来なかったけど今は読んでいて状況がよくわかりました。
ドキドキしながら祈るような気持ちで読み進めました。
雨野先生も凛子先生も患者さんに寄り添ういい医者になりそう。
先輩女性医師の佐藤先生の結婚問題も気になります。
続編も楽しみです。