『書店ガール6 遅れて来た客』   碧野 圭

 

シリーズ第6弾。

 

彩加が取手の駅中書店の店長になってから1年半。

 

ようやく仕事が軌道に乗り始めたと感じていたところ、本社から突然の閉店を告げられる。

 

一方、編集者の伸光は担当作品のアニメ化が決まったものの、思わぬトラブル続きに。

 

閉店一月前までバイトの人たちには閉店を告げることが出来ず、一人で閉店準備を進める彩加。

 

原作本を漫画化、アニメ化する難しさ。

 

それぞれの立場で考え方が違うため、なかなか譲歩出来ず溝が深まってしまう。

 

原作本を映像化する時もきっとこんな感じなんだろうな~。

 

逆境の中で自分が働く意味、進むべき道について悩む二人が見出した答えとは!?

 

読後感がよく、続編が楽しみです。