2月26日 マチネ
デュティユル 飯田 洋輔
イザベル 坂本 里咲
部長・刑務所長・検事 青木 朗
八百屋・娼婦 佐和 由梨
医師・警官2・囚人・弁護士 神保 幸由
B氏(公務員)・警官2・看守1・ファシスト 金本 和起
C氏(公務員)・乞食・看守2・裁判長 川原 信弘
画家 永井 崇多宏
M嬢(公務員) 戸田 愛子
A婦人(公務員)・共産主義者 久居 史子
新聞売り 有賀 光一
昨日はお友達のMさんと一緒に自由劇場へ・・・。
Mさんはディズニーつながりのお友達なんだけど、パークでお会いしたことはなく会うのはいつも四季の劇場。
といっても会ったのは5~6年前の五反田でのキャッツ以来2回目。
でもいろんな話で盛り上がりとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
『壁抜け男』を観たのは今回が2度目。
ある日突然自分に壁を通り抜ける力があることに気付いてしまった郵政省のさえない下級役人デュティユルは、壁抜けの力を使って権力主義の上司を錯乱させることに成功。
この日をきっかけに次第に大胆な行動に走るようになる。
そんなデュティユルは憧れの美しい若妻イザベルに自分の熱い想いを伝えるためわざと警察に捕まってしまう。
果たして恋の行方は・・・?
「シェルブールの雨傘」の名匠・ミシェル・ルグランによる音楽で綴られたフレンチ・ミュージカル。
素晴らしい歌声に酔いしれながら観てました。
今回デュティユルがダブルになってたけど、運よく飯田兄で観ることが出来ました。
あの難曲を歌いこなす兄は流石ですね。
コミカルな演技も前回よりしっくりくるようになってたかな~。
娼婦の佐和さん、前回の丹さんとあまりにキャラが違うので見比べが楽しみだったけどそれぞれ味があっていいですね。
今まで佐和さんは上品な役しか観たことがなかったので、なんだかとっても新鮮でした。
新聞売りの有賀さんは本当にいつも爽やかで年齢不詳。
公務員の4人は安定感抜群。
コーラスも聞き応えがあります。
寺田さんに代わっての神保さんも器用な方ですね。
イザベルはもう少し若い人の方が・・・・と思ったけど、坂本さんは可愛らしいので有りかな。
2階席からだったので年齢差もあまり気になりませんでした。
永井さんと青木さんも素敵な歌声。
満足いくキャストで観られてよかったです。
この日は終演後に行われたバックステージツアーにも参加。
今回のテーマは「舞台の転換」
この作品はすべて手動で行われてるとか。
音の効果についての説明もあり、デュティユルが宝石を盗むシーンの動きと音の連動については飯田さんが登場して再現。
役所のシーンでは天井から降りてきた前後2つのセットが上に引き上げられるシーンの説明。
音楽のテンポによって上げるスピードも変えてるとか。
ここも役人4人(金本さん・川原さん・戸田さん・久居さん)が登場して実際に歌ってそのシーンを再現してくれました。
バクステに俳優さんが登場することってあまりないのでラッキーでした。
説明の後、順番に舞台袖と舞台上を見学。
客席で待ってる間は舞台監督さんへの質疑応答。
今回はもう観る予定はないけど、今度観る時は今回聞いた裏話を思い出しながら演技以外の部分にも注目して観ようと思います。
昨日はご贔屓さんを間近で観て幸せ一杯のかっぱさんと、前回一緒に歌おうイベントに参加したこうちゃさんも同日観劇だったのでちょこっとご挨拶。
次はいつどの作品でお目にかかれるかしら?