ハムレットとレイアーティーズの決闘シーン。
静まり返った劇場に響き渡る剣のぶつかり合う音が緊張感を高めます。
迫力があって見応えのあるシーンでした。
青山さんのこの衣装の似合うこと
気品ある他の衣装もどれもお似合いだけど、最後の衣装が一番好き
田邊さんのハムレットも素敵でした
あの膨大な量の台詞、しかも言い回しが普段使わないものが多くよくかまずに言えるな~と感心しながら観てました。
流石プロ。
志村さんのクローディアスも兄を毒殺して王位についた腹黒さはまさに適役。
その妃の中野さんもピッタリの役。
オフィーリアは今回も野村さん。
年齢的にはハムレットの母親であり妃のガートルードなんだけど、2幕の狂乱してからの演技はやはり野村さんで観たいかも・・・・。
他の作品で歌うのはもう勘弁して欲しいけど、ここでの歌はあの不安定さが物悲しさや哀れみを感じさせてくれてよかったです。
ポローニアスの維田さんもいい味出してますね~。
少し前に心配されてた台詞も今回はスムーズで安心して観ていられました。
墓掘り老人が前回は日下さんだったけど、今回は川原さん。
もう一人の墓掘りの有賀さんと日下さんの会話、ほのぼのとしていてよかったな~。
川原さんは歌声もしっかりしているし動きもテキパキしているし老人って感じではなかった。
日下さんのイメージが大きすぎてちょっと違和感ありでした。
今回阿久津さんがフォーティンブラスにキャスティングされていてビックリ
でも名前は何度も出てくるけど、本人はちょっとしか出て来ない
次に『南十字星』が控えているとはいえ、ちょっと勿体無いかな。
カテコでは阿久津さんと青山さんが隣り同士で珍しいツーショットが見られました。
この日はカテコで青山さんが真正面という席だったのに(それも狙って取ったんだけど)カテコが3回だけでアッという間に終わってしまい残念でした
完売で満席だったのにな~。
『ハムレット』は3年ぶり2回目ということで、まだまだ初心者。
今回上演期間は短いけれど、千秋楽にもう一度観る予定です。