台風12号が接近しています。

早稲の米がそろそろ刈り時に近づいており、雨風にさらされると倒れてしまい、

刈りにくくなることが予想される。


そこで、急遽、今日の午後から稲刈りをしよう、ということになった。

オババが田圃の隅を刈りに行っている間にコンバインの整備。

ところが

エンジンがかからない。

燃料ポンプが回っている音はするが、始動位置にキーを回すと

セルモーターは回らず、ポンプも止まってしまうらしい。

1年間、放っておいたので、バッテリー上がりを予想して、

車のバッテリーとブースターでつないでみた。

何も変わらない。


機械屋さんに電話した。

今日は遠くへ出ていて、来られないとのこと。

バッテリー上がりだろうと言うことなので再チャレンジ。

同じでした。

機械屋さんは、今日刈るんなら、事前に整備をしておかなくちゃ、

と言ってましたが、そんなことはわかってます。

来週末の予定だったのを、台風情報で前寄せようとしたので…。

結局、明日の朝、来てもらうことになりそう。

私は出勤してます。動くなら、午後から有休とろうか。


今日の午前は、すぐ近くの権現神社のまわりの下刈り。

(また、草刈り)

田舎にはお宮さんの共有地なるものがあり、年に1~2回

みんなで管理をすることになっている。

これは秋祭りの神社よりも、もっとローカルな地元密着の小さなお宮さん。

各部落には、そういうものがあり、共有地があって、共同管理をしてきている。

昔は、その土地に植林し、木を切り出して、お金に換え、

神社の建物を修理したり、維持費に充てたりしてきたらしい。


しかし、今は木を切り出す人もいなければ、管理すらあやしい。

どこが共有地なのか、年寄りしかわからない。

あと、5年もたつとその人たちは山にはいることもできなくなるであろう。

とりあえず、お宮さんのまわりだけは毎年下刈りをして、お茶を濁しているのが現状。

みんなが、どうにかしなければ、と思っているが、誰も解決策を見いだせない。

間伐の時期はとっくにすぎ、枝打ちも行われていない。

少し離れた共有地は荒れ果てているらしい。

20軒くらいのうち、老人世帯が半分以上、メンバーで一番若いのが46歳。

もうすぐ50の自分が下から2番目。

今後、世代交代する予定の家はない。

こうして山は荒れていくのでした。