先週の土日、11月27日と28日に千葉県の幕張に行ってきました。
幕張メッセ付近は僕の大好きな特撮番組のロケ地の宝庫で、軽く散歩するだけでもテンション上がりまくりでした。
「今度は俺しか記憶が無いのか……」「……戦兎！」
更に日曜日は宿泊した宿のある蘇我市の映画館で「テン・ゴーカイジャー」を鑑賞。
僕が住んでいる県……というか地方ではVシネ系の作品を全く上映しなくなったので、旅行のついでに見に行けて本当によっしゃラッキー！
10年前と変わらないヤツラが変わらないノリで豪快に大暴れしており、ラストの６人そろってのゴーカイチェンジと素面名乗りでは感極まって泣いてしまうかと思いました。
いや、本当に懐かしくてカッコよくて、感情が高まりすぎちゃって……。
……で、別に千葉県に飛んだのはロケ地巡りをするためでもなく映画を観賞するためでもなくてですね。
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Celebration Land」
を観劇するためなんですよね。
デレマスとの付き合い自体はそこそこ長いんですけど（とは言ってもデレステのリリース日からですし、お気に入りのアイドルの出番以外は全然触れてないのですが）、ライブには行ったことがありませんでした。
そもそもライブに行くほどデレマスというコンテンツに興味が向いてなかったんですよね。
数名の担当アイドルに何かしらの動きがある時しか触れてないからコンテンツへの思い入れもそんなに無いですし（一応2年前の幕張公演は応募してた）（しかも当選したのに個人の都合で行けてない）
じゃあなんで行くことになってるんだよって話なんですけど
担当が２人(南条光と八神マキノ)も出ることになってるじゃん？
ノリで応募するじゃん？
両日当たっちゃうじゃん？（マキノがいない1日目も応募してるのは応募当時の自分が出演者が入れ替わることを把握出来てないアホだったため）
クレジットカード支払いにしてたからチケット代は自動的に支払われちゃうじゃん？このまま行かなかったら２万円無駄になるじゃん？
半年以上前にジェットスターの予約をキャンセルしたからバウチャー代で飛行機乗れるじゃん？
しかもバウチャーの期限が来年の3月くらいまでだからジェットスター使わないと勿体無いじゃん？
しゃーねぇ！じゃあ行くか～～！
って感じです。
外した方には本当に申し訳ないくらい軽いノリで応募しました。
ちなみにチケットが当たった当時は仕事の進捗が結構押してたので、両日とも行けるかどうか不安でした。土曜日はともかく日曜日も参加するとなると帰りが翌日になってしまうので……。
なんだかんだで月曜日は休めてよかったです。次の日どうなってるかは知らん。その日のイオモト君が頑張る。
ノリと勢いで申し込んじゃったけど当たった物はありがたく受け取っておくし、適当に周りに合わせとくか～って感じのバチクソ軽いノリで参加するつもりでした。
結果。
いや～～
面白いっすねデレマスのライブ～～
両日ともにめーっちゃ（大崎甘奈）ビックリしたのが、知ってる曲が知らない形態で襲い掛かってきたことです。
あー、このイントロ聞いたことあるわー。でもオリメン足りないから今現地にいるメンバーだけで歌うのかな～
……あれ！？
この曲こんなメンツで歌ってたっけ！？
こんな感じでビックリすることがしょっちゅうでした。
特に自分の印象に残ったのが１日目の「Let's go happy」です。オリメンがきらりしか現地にいなくねーか？と思ったら晴と光がいました。
俺の女が！？！？！？！？！？
俺の知らん状況におる！？！？！？！？！？
しかもアレンジされまくってる知らない歌詞で歌ってたんですよ。
振り付けもライブ用に大幅に変わってるみたいでしたし（元の振り付けを全然知らないけど、とりあえず光のヒーローポーズと晴のサッカーボールキックは絶対元の振り付けに無いだろ）
僕はそもそもユニット推しの強いシャニマスのライブしかロクに知らないので「そんなことしていいのかよ……！？」と、とてもビックリしました。
これが抱えているキャラ数が多いシンデレラガールズというコンテンツの、ライブならではの楽しみ方なんでしょうか。
ライブのための予習とかは全くしてなかったのですが、多分しても無駄だった気がします。だって知ってる曲の大半が知らないメンバーで歌ってたんだもん。
失礼ながらデレマスはCDをあまり購入・レンタルしてないので2番以降の歌詞を知らない物が多く、あんきら協奏曲などの一部の曲に関しては「知らない歌詞になってるんだろうけど元の歌詞が分からない」ということにもなりがちでしたが、シンデレラガールズのアニバーサリー記念ライブということで、特殊なことをやってるんだろうな～という空気は伝わりました。
それでいてオリメンでの歌唱も気合入りマクマクリスティで、Just Us Justiceはステージに映し出されるエフェクトとダンサーの方々の激しい動きも合わさって、まるで戦隊モノのOPのようになってて非常にアツかったです！
えーっと、書くことが上手くまとまらないので、自分の担当アイドルの担当声優の方に絞って話をしますね。
まずは僕の南条光を演じられていた神谷早矢佳さんなんですが、ダンスのキレが凄まじく、遠方の席からでもとても見ごたえがありました。
僕は両日とも3階席の端の方だったので演者さん達は結構小さく見えていたのですが、遠目でも「あっ！光っぽい動きしてる！」って分かるくらいダイナミックに動いてたので、全体曲で出てきてもどこにいるのかすぐ分かりました。
それでいて元気良く声も張ってるから、ンー改めて考えると凄いな～と思うなプロの人はやっぱ。なっかなか出来ないよそういうのは。
「演者さんがそのキャラっぽい動きや仕草をするので、ゲームをやってれば演者さんについて詳しくなくても誰が誰を演じてるのかはなんとなく分かる」
みたいなことは2年前に自分がシャニマスのライブに行った時の感想記事に書いてあったと思……書いたかな？分からんわ断言するのやめとくわ。確信が無いわ。
まあ、そんな感じです。あんなにキレの良い光の動きを見せられたらファンになってしまう。しまった。
八神マキノ役の二宮ゆいさんは「歌上手いなこの人……」と思いました。
いや、オーディションで役を勝ち取った上に大規模なライブという場に立っているんだからそりゃ当然なんでしょうけど。
Trinity Fieldで出てきた時は予想外でビックリしましたが（こいつずっとビックリしてんな）、歌声がマキノっぽくてとにかくカッコいい。
正直まだ僕は「マキノの歌声はこういう感じなんだなー」っていうイメージを上手く掴めてなかったんですよ。おねシンとLet’s Sail Away！！！の2曲しか知らないし、ボイスが付いた彼女との付き合いって浅いので。今まで彼女の脳内CVを桑島法子さんにしてたからそのせいもある気がする
それでも「あ、マキノってこんな感じで歌うんだ」ってスーッと頭に入ってきたのが凄いなぁ……と。
失礼ながら名前をご存じ無い方だったので調べてみたら、元々歌手活動も行ってる方なんですね。うわ、4つも年下じゃん。こういうの見るとちょっとダメージ食らうようになってきたな。良い声を貰っちまったなァ～！
その他の演者さんに関しても、キャラクターについては詳しくない娘が若干名いましたが「大体こんな感じのキャラ」みたいなのは大体掴めてた（と思う）ので、ライブパートの際に誰が誰か分からないなんてことは特に無かったです。
両日共にアンコールで行われた「おねがい！シンデレラ」は本当にアイドルらしい動きのオンパレードや、特定アイドル同士の絡みも見せてくれたりと、とにかくステージを見下ろしている自分の視界が忙しい。
特にマキノと春菜のグラスニューカマーを演じるお二人がくっついてモニターに映ってたのはマ～ジで嬉しかったです。
早くデレステでもこの2人に絡んでほしかったので、リアルライブですがハッキリと見れたのはなんだか得した気分。
ただやはり顔や素の声が分からない方が結構いたのが申し訳ないです…………あ！1日目に出てきたこの人は知ってる！
ゴーカイイエローの市道真央さんだ！10年前に毎朝見てた！
トークパートは10周年記念ライブということもあって「これまでのライブの思い出」などをテーマに語ってた部分が多かったので、ライブ初参加な上に声優さんのエピソードに疎すぎる自分としては「……？……？？？」となってしまうことが多かったのですが、それでも思わず笑いが出てしまったり、まだよく知らないキャラクターへの理解度が少し深まったりと、ライブに慣れてる人達は喋りが上手いなぁ。
七海役の方の「七海の台詞収録を長時間行ったら日常会話でも無意識のうちにダ行がラ行になってしまう」とか、神谷奈緒役の方の「台本に書かれている南条光役の神谷（カミタニ）を神谷（カミヤ）だと勘違いして台詞を読み間違えそうになる」とか、この辺のエピソードが特に印象に残ってます。これまた失礼ながらカミタニさんのことを結構最近までカミヤさんだと思ってたので……。
あと新人組の方がトークの時に感極まって泣いてしまった際は即座にベテランの方が先輩としてフォローに回ったり、すぐさまタオルを差し出したりする光景はちょっと感動しました。
シャニマスのライブのトークだと声優さんが皆友達みたいな感じで、上下関係のようなものを感じたことが無いので、こういう先輩後輩の関係が見れたのは新鮮でしたね。そうだよな……アイドル同士は同僚でも中の人になると全然立場違うもんな……。
相変わらずライブの際は観客は発声禁止でしたが、それでも手拍子で客席が盛り上がってたので「声が無いと寂しいな」と思うことはありませんでした。これは春に行ったシャニマスの名古屋公演もそうだったんですけどね。
コンテンツの新情報公開パートもこれまたビックリすることだらけでした。
1日目の目玉は何といっても来年発売のCMとカバー曲メインの（メインでいいんだよね？）jewelriesシリーズの新作が発表されたことでしょうか。
jewelriesはデレマスに触れた時にCDをレンタルして聞いてたので、新作が出るのは嬉しかったですね。特にカバー曲の存在って「こいつらは本当にアイドルなんだなぁ」って思えることが出来て好きなんですよ。
でもCMもjewelriesも担当の名前が一切無かったので
CM新作！
メンバー発表！
jewelries新作！
メンバー発表！
と、テンションの変動が激しかったです。
選ばれたメンバーに失礼だということは十分承知しているんですけど、歌唱メンバーが発表された時はマジで観客席でこうなってました。
ライブパートで色んなアイドルのソロ曲が生で披露されたのを聞いて
「いいなぁ～！俺のアイドルも早くカバー以外のソロ曲が欲しいな～！」
と期待に胸を膨らませてたので……。
いや、本当に今回選ばれたメンバー、特にナターリアはおめでとうなんですけど。
しんげきのEDのノリでいいからマジでとっととソロ曲くれよ～～～～～～
（今はともかく）総選挙圏内様だぞ～～～～～～
2日目は何といっても新作のアニメーション映像の冒頭6分の発表で度肝を抜かれました。
シリアスなバトルシーンが唐突にスクリーンに映し出された時は本当に何事かと思いましたけど、これミリマスでも似たようなノリの映像見たな……。もしかしてバトルから始まるのは伝統なのか？
来年公開のフルバージョンでは190人のアイドル全員が登場するということで、人数やボイスの有無という都合上、全員に大きな見せ場があるとは思えませんが、それでも「担当やお気に入りが目立ってたらいいな」とちょっと期待しちゃったり。
そんなこんなでサプライズに殴られ続けた2日間でした。
相変わらず詳細なところまでは書ききれないのですが、とりあえず「デレマスは詳しくないし演者さんのこと全然知らなくても面白かった」ということだけでも伝われば……はい。
最初は「デレマスとの付き合いはそこそこだけど全然詳しくねぇ～！適当なノリで参加したのがバレたら殺される～！」と若干ビクついていたのですが、よくよく考えたらシャニマスのライブに初参加した時もそんな感じでビクついてたのにいざ参加したら「面白かったねー！」となっていたので、そんなに身構える必要は無かった気がします。
でもウサミンの「ウェーブいきますよー！」に対して「えっ！？ウェーブってなんだっけ！？」と全然関係無いタイミングで軽くバンザイしたのはマジで謝るので見逃してください。殺さないで……。
あ、それと会場で名刺交換や雑談に付き合ってくれた方々はありがとうございました！
Twitterでよく流れてくる二次創作の作者の方にも会えたりと、そういった交流も楽しかったです。こういうのがようやく許されるくらいにはコロナも落ち着いたんだなぁ。
次も参加出来るかは分かりませんが、とりあえずまた行けたらいいな～とは思ってます。
それではまた次回の記事でお会いしましょう！ｼｰﾕｰﾈｸｽﾀｲﾑ!
