新学期から2ヶ月が過ぎ

小学校の美化員(掃除婦)の仕事も

すっかり慣れてきました。

 

この仕事に就くための

体力テストで 苦労したことも

遠い過去のようになっていますが

あのとき感じた 人生の教訓を 忘れてはならないと

ストレッチや 腹筋運動を 

地味ながら 確認程度で 続けています。

 

あの体力テストを受けることになり

準備を始めた頃

 

走らないといけないかも・・・・と

慌てたことがあります。

(結果 走る行為をせずに測定できる

方法を選べるので そっちで受けました)

 

 

それで 散歩の途中で 走りだしてみたとき

 

驚きました。

全然 走れないのです。

 

足は前に出ないし

息は切れるし。

 

 

思い出せば

子供が 幼稚園か 1年生の 運動会で

子供と一緒に手をつないで走ってのが

最後ではなかったかな?

あのときも 子供と一緒に走るのが精一杯だったような。

 

あの頃で30代も後半だったけど。

あれから 20年近く 全く走ってないのです。

 

バスに乗り遅れるとか 走った事もないし・・・

犬に追いかけられるとか 走った事もない。

 

昨年くらいからは この年で 走るのは身体に

よくないから 散歩で十分だよね~~とか

勝手に思ってました。

 

 

そのわたしが

少しだけ 走ることを始めたのです。

 

それは長男と話していたときのことです。

 

長男は 昨年 秋頃から 走ることに興味を持ち

今は10キロなのですが

どこそこの マラソン大会があるとなると

エントリーし始め 3回大会に出て 

記録を着実に縮めてきて 面白いようです。

 

走るのが好きな 集りにも 何箇所か

顔を出して 走ったり アドバイスを受けていたり。

 

わたしは 息子の柔軟性が わたしを抜いて

べらぼうに 硬いのを知っているので

諦めずに 少しづつ 身体を柔らかくすることも

絶対ランニングの 記録を縮めるのに役立つはずだと

言っていました。

 

すると 反対に 息子達は 準備運動として

まず 30分はランニングをするらしいですが

その30分は 本当に歩くように とにかく

ゆっくり ゆっくりだけど とにかく走るみたいです。

 

「オンマは今回の試験の準備で 走ろうとしたら

走れないし 3分も走れなかった」と

家の中で 少し 走るポーズをしましたら

 

「オンマ それでも速い 速い!

そんなに 速く走らなくていいんだよ!」

 

「とにかく 歩くのではなく 走れば

歩く速さで 走ってもいいんだから・・・」と。

 

なるほど・・・

 

 

 

それで 最近 散歩の途中

誰もない田んぼの真ん中に着いたときは

少し走るようにしてみました。

(散歩自体の回数は減ってますが)

 

3分も走れなかったのが

5分走り続けられるようになりました。

 

 

 

パパさんと散歩していて

そのまま 歩いてもらって

わたしは そのペースで 走って

一緒に進んでみたけど

やっぱり 5分くらいもせずに

息が切れて やっぱあーるーこーって

なってしまいます。

 

1時間くらい 平気で歩き続けられるのに

歩くペースで 走れと言われると

本当に できません。

 

歩くと走るは 全く違うものだなと感じました。

 

まあ とにかく わたしの人生の中に

この年になって

 

走ること

 

が また 入ってきたことにも驚いています。

 

 

 

 

 

思い出したこと。

 

そういえば この20年近く 走った記憶が

ないのですが。

 

数年前 息子が 財布を忘れて

バスに乗ると出かけてしまったのに気付いて

後を追いかけようとしました。

 

家を出ると すぐに 急な坂になっていて

玄関から10メートルくらいは 走ったでしょうか

坂が上れなくて

 

放棄しました。

 

あれを 走ったかというと とても情けない話ですが

とにかく 息子に追いつくどころではなく

あのとき 全く 身体が動かなかったことに

今更ながら 思い出して 驚いてます。