自分の 両親が どうして 結婚したのかなんて 話を 聞いておくのは

 

ある意味 必要なことかと 思うのですが

 

聞きたい頃に 母はなし・・・・。

 

 

母の死を きっかけに 父に どうして 母と結婚したのか 聞いてみました。

 

父が どれだけ 正直に話してくれるかは 別として。

 

でも あれも かなり 正直な 答えだったと思うのですが。

 

 

「だって おばあちゃんを 見てくれる人が居るだろう?

 

自分は 船に乗って いないから 何かあったら 困るし・・・・」

 

 

ということは

 

つまり 

 

自分の母親の 面倒を見てくれる人が 欲しくて

 

私の母と 結婚したわけ????

 

 

なんか 娘としては ショーーーックだったな。

 

誰でも 良かったの!?って 聞きたくなりましたよね。

 

そんな 2人の間に 生まれてきた 私って

 

何の 価値もないかしら・・・・みたいな。

 

 

だから 益々 統一教会なんかに 導かれてしまう訳ですよ。

 

そういうときは 多少 嘘があってもいいので

 

どこどこが 好きになったとか いいところを 話してあげて欲しいものですが

 

 

 

実は わたしだって 同じようなものかもしれませんね。

 

「だって 祝福で アッパが 相手だったから・・・・・」

 

 

じゃあ 文鮮明が 違う人と 結婚しろと 言ったら

 

その人と 結婚したの?と もし 聞き返されたら

 

たぶん そう・・・と 答えてしまう 自分も 怖いですねえ~~

 

 

でも アッパと 結婚して こうこうで よかったよとか

 

フォローを 考えて置かないといけないですね・・・

 

いや 考えて置くと いうよりは

 

まだ 時間があるので 本当に 実感できるように なって置かないといけないですねえ。



 

ところで

 

今日 思い浮かんだのが

 

伯母のことでした。

 

母には 姉が1人居ました。

 

戦争で 父親を亡くし 未亡人になった母 (わたしの祖母)が働いて

 

2人を 育てました。

 

伯母は 養子をもらって 姓を継ぎ 2男 1女を 得ました。

 

ずっと 働いていた祖母も 年をとって 伯母と同居を始めました。

 

家も建てましたけど それは 祖母の実家の傍でした。

 

祖母は 隣の市に 嫁いで 暮らしましたけど。

 

2人の 娘を 実家の近くの相手と 結婚させ

 

晩年 生まれ故郷に 帰って暮らしているというわけです。

 

世の中 なんか 狭いなあと 思ってしまいます。

 

 

私の祖母も 似たようなものですね。

 

隣の町の人の元へ 嫁いだものの

 

祖父は 6男だったので どこへ行っても よい身でした。

 

会社のある 九州で暮らしたかと思うと

 

戦争で 夫を亡くしたあとは やはり 実家の近くに 住んでいるのですから。

 



 

 

その 伯母ですが

 

中学を卒業して すぐに 働き始め 働いていた 百貨店の 跡継ぎ息子さんと

 

恋に落ちたそうです。

 

当時は 山口の山陰では 大型マートなど 進出していなかった時代なので

 

その百貨店は 有名でした。

 

今 潰れてなくなっているようですが。いつごろ 無くなったのかは 分かりません。

 

 

伯母と その彼は 家庭環境が 違いすぎるために とても 結婚などできません。

 

でも 諦められなかった 2人は 将来 自分たちの子供を 結婚させようと

 

誓い合ったとか 合わなかったとか・・・・・これは 妹から 聞いた話なんですが

 

そういう話が 出てくるということは 本当なんでしょう。


 

折りしも わたしが 韓国に 来る3日前が 従妹の結婚式だったのですが

 

私は 統一教会に 狂って どこにいるかも分からないというので

 

結婚式に 招待されなかったのです。

 

(その件で 父は 父で 伯母に対して 憤っていたそうですが)

 

だから かなり後に なって 妹から 従妹の相手が その百貨店の相手の家庭の

 

息子さんだったということを 聞きました。

 

そして 伯母の恋の話も。


 

2年前に 帰省したときは 従妹と その旦那さんに 会いました。

 

従妹も 年を取っていましたけど 昔から 可愛い人でした。

 

本当に 美男美女という お似合いの2人でした。

 

旦那さんは 頼りがいもあり 性格も よさそうでした。

 

ふと その娘夫婦を 眺める 伯母の気持ちは いかばかりだろうかと 思ったのです。



 

それにしても 結婚となると

 

当人同士でなく 両家の問題。

 

子供たちの結婚話を 進める 親として・・・・

 

一体 どんな 会話がされていたのだろうか?と 気になります。

 

今でも 親戚同士としての 交流も あるはずです。

 

 

 

伯母は やはり 生涯 実らなかった相手のことを 思いながら 暮らしてきたのだろうか?

 

などと 女として 興味深々です。


 

それにしても

 

昔から 私達姉妹の間では よく こんな会話が されていました。

 

私は めったなことは 口にだしたくないので

 

いつも 言い出すのは 妹の方なんですが

 

「なんで うちの お母さんは あんなに やさしいのに 伯母ちゃんは ああなんだろうね。」

 

「うん・・・わたしも そう 思う。」


 

”ああなんだろうね”

 

に 具体的な 言葉は いつも なかったのですが

 

”ああなんだろうね”

 

で 全て 通じてしまうところがあったのです。

 

今もって 表現するのが 難しいのですが

 

とにかく癖があるし 思ったことは 相手のことを 考えずに ずけずけ言うところもあるし

 

嫌味も よく 言ってた。

 

だから 顔だって 美しく見えなかった。狐みたいに 見えた。

 

でも 従妹が 本当に 可愛いので 不思議だったのです。


 

そんな 伯母が 家柄を越えた恋をして

 

その恋を 娘を 結婚させることで つらぬいた!?と 思えば

 

なんか ロマンチックだけど

 

とても ロマンチックとは 言いがたいから。


 

でも 人の愛は 顔や性格ではないのかも・・・・・。

 

愛について 少し 考えてみた キラリ☆でありました。



 


 

山口の 山陰で 有名な・・・・と 地域を かなり 限定してしまいましたので

 

アメーンバーさんだけに させていただきました。