昨日は 午後から


先生と 午後の先生と 子供たちで


ネンイ(春のナムル)を 摘みに 裏の方にでかけるという。


それで 午後の先生は


教室に誰もいなくなるので 掃除なんかしてないで


ゆっくり 休んでいてくださいと 言われた。



お掃除魔の 私に いつも 気を 使ってくれて


ありがたいと思う。



それで 結局 トイレの掃除が 終わって


おやつの準備を 始めるまで 30分弱 本を読むことにした。


子供の本でも・・・と 思って 整理しながら 広げていると


ある雑誌系の本を 見つけた。教育系の ミニ雑誌だ。






その中で 一番 面白いなと しっかり 読んでしまったのは


5人の先生の 対談だった。



新米教師から ベテラン教師まで 5人の先生が 対談するのだ。


内容も 今の時期に ぴったりで


学父兄の総会の日の 面談の 話もあった。

1、2週間もあれば 授業態度 言葉使い 態度を 見ていると


その子のことを 大体 把握できるということだった。



この言葉は 前にも 担任の先生から 直接 聞いたことがあったが


本当なんだと 思った。



だから この時期に 面談をするというのは 早すぎないというのだ。



特に 面白かったのが


親と面談することで もっと 子供のことが 理解できる・・・・


言い方を変えれば



ああ この親にして この子か・・・・と


腑に落ちる面が 多いというのだ。



私も 総会には 参加できなかったけど


クラス別の面談に 参加してきて


同じような 経験をした。



小1のころから 両親 揃って 教育熱心だなという


家庭があったけど


夜寝る前に 夫婦のどちらかが 必ず 本を読み聞かせているというのが


印象的だった。



それは 今も 変わらないというか


子供が 小4にも なったので ますます 勢いが ついているというのを


感じた。


今も 寝る前に 本を1冊 読むことを 強要しているみたいだった。



自分の子供の良いことは 褒めまくり


でも 周りに対しては 不満だらけ


立て続けに 頭を 縫ったので サッカーは 禁止しているのに


学校で 遊んでいるようなのも 不満そうだったし


お前は キーパーをしろと 子供に命令をしたという


5年生にも 不満の様子で・・・


それを そのままにしているような 教師にも 不満そうだった。



家で 勉強を見てくれるのはいいけど ちょっと 強力に 出てくる


夫に対しても 不満そうだった。もうちょっと 柔らかにしてほしいと。



1人で ぶああ~~っと 話されるのを 聞いていて


ああ この親にして この子


というのは はっきり 分かったし


先生が ちょっと 気になって 意識して 見ている子が 2人居ると


言われたが その1人だというのも 理解できた。



成績は 前年度の先生から 聞いても 実に良いほうだけど


学校では 授業を聞いていないし


受け答えも 不真面目で 叱る場面もあるという。




私の受けた 感じでは この先生は ベテランで 


子供たちの人間性を 重要視し


短所を 短所と見ずに のびのびと させてくれているところがある。


ただし 道徳性というか 人間として ある粋を 越えると 


叱るし 罰を与えることもあると。



先生も 親の話を 聞くことで もっと その子のことが 理解できるように


なっただろう?


でも どう 対処されるのかな?それが 気になるところだ。


学校だけが 息抜きの場だからと 大目に見てくれるのだろうか?





先生が 気にしているという もう1人は 近所の子だった。


あれ?そんな風には 見えない子だったけどなと 不思議だった。



でも その日も オンマは 


「今日は 時間が ええ・・・ちょっと 詰んでまして


後日 また 来ます。」と 早々に 帰られたけど


その様子から ピンと来るものがあって 帰って子供に聞いてみた。



「もしかして ○○クンのところ 英語の先生が 家に来るとか


なんか やっているの?」と 聞いてみたら そうだというのだ。



ビンゴ!! 私の 勘も鋭いなと 感心してしまった。



前から コンド(剣道)に通っているのは 知っていた。


でも 今は 英語に 美術に いろいろ やっているという話だ。



ああ・・この子の家は 裕福なんだけど


窮屈な 毎日を 送っているんだな・・・・。


それで 学校で のびのびと 自由を 味わって・・・・


結局は ちょっと 授業から はみ出す行為を してしまって


先生の目に ついてしまうのだな。




こういうのは 悪循環って 言わないのかな?




先生も 人間だから・・・・


それは 長い間 思っていたことだ。



自分が 2世教育の 教師の立場に立ったことで


感じたことかもしれないけど


雑誌の 教師陣も 同じことを 言っていた。



2世教育をしていたときは


私は 本来は 教師の資格もないし 教師としては


足りないから 人間的に 子供たちを 見てしまうのだろうか?と


悩んだこともあるけれど



いや 教師だって きっと 大なり 小なり 同じはずだと。



幼稚園の2人の先生の会話を 聞いていても やっぱり 教師の資格があるとは言え


感じること 考えることは 全く 同じだと 感じた。



ただ その 接する態度なんかは やっぱり ベテランで


何も 感じていないかのように 普通に 愛をもって 対する姿勢を見ると 感心する。




教師も人間。




子供を 預ける 親は いつも 心の隅に そのことを 置いていたほうがいい。


そして 子供は 家庭で 休むこと くつろぐことが できないと


どこかで くつろぎ始め


家の中とは 打って変わった 姿を見せるのだと。



そして それを 理解し 受け入れてくれる先生が


どれだけいるだろうか?ということ。



受け入れては くれても


人間として その子を 見て 驚き 目が点・・・・


強い(悪い)印象を その先生の心に 与えてしまうことは お忘れなく。





それなら 一層のこと 家の中で おもいきり くつろいでもらって


子供は だらしない姿 かっこ悪い姿を 見せるし


わがままなことを 言うし


親としては 心配な気持ちにもなるけど



その分 外で しっかり 頑張ってもらうってほうが 良くないかい?


と 私は 思う。



周りの息子に対する 評価は 悪くないし


教会に居たときは 別人のような(すばらしい)評価をされて 


うらやましがられたこともあるけど


「うちに きてごらんよ・・・」と 答えておいた。


もちろん その一面も 子供の姿だし


家に居て のんべりしているのも 子供の姿。



私は それでいいと 思っている。


それが 私流の 子育てかな?