昨日 突然に ある過去のことを 思い出してしまった。


記憶が 定かではないけど 献身前だったかも。


私が 原理を勉強しはじめて そして 統一教会を知ってからも


献身するまでに 1年があった。



アベルが 無理に 薦めなかったのは


どっちにしろ 1年後に 私は そのときの職場を 離れないといけないということだけが


はっきり分かっていたからであろう。



その間 病院に勤めている 同僚 先輩の中から 伝道対象者を 見つけて


いろいろ アタックしていた。


もちろん そんなこと 好きでやっていたわけではない。


でも 勇気を出して 当たってみると 意外な面も 発見できて(相手の部分 自分の部分)


それが 新鮮でもあった。



当時 32歳くらいの 先輩が居た。


自分は まだ 20代の前半だったので


30になっても 結婚しない 先輩たちを 心配する目で 見ていたのかもしれない。


45をすぎた 私が言うのも 変な話だけど


20代前半の 私から見たとき 30を 過ぎた 先輩は 明らかに 老化?年の功?


の跡が 見えたからだ。



学生の頃は 鬼の○○さんと 言われて


学生を泣かせることで 有名な 技師さんが居た。


私は 学生のときは 「絶対に 泣かされないぞ!!」と 誓ったくらいだった。


その 鬼の彼女を 伝道しようとしているんだから 不思議だなと思ったのだ。



彼女は いろいろな 習い事をしていて 多忙だった。


多忙にして なにか 肝心なことを 考えないようにしているようにも


私には 見えてしまった。



ちょっと 休めて 原理を勉強してくれたら 人生 開けるだろうと 思ったのだ。



たしか 最初は 着物展にさそった。


多くの人が 断る中で 彼女は お茶もならって 実際 着物を着る機会も多く


着物を集めるのも 趣味だったようで 気軽にOKしてくれた。



実際は 15万くらいのを 買ってくれたんだっけ??忘れた。


多分 買ってくれたってことで 私の中でも 原理につなげるという 使命感を


もってしまったので 何かと 関わるようにしたんだと思う。



どうしても 原理が 難しかったので


念誦につなげろと言われて


トーカーと 全日空ホテルの ロビーで会って


念誦トークを 受けたこともある。


そのときも 確か 7万の 数珠を 買ってくれた。



その後 なんと 独身の 同窓生を 紹介してくれて 彼女が 40万の数珠と


後々に 弥勒様 120万まで さささと 授かってしまわれた。


弥勒様なんか 私の居ないところで トーカーが 勝手に 連絡を取って トークしたみたいだった。



どうしても 私の方が 先輩を 伝道対象者から 切ることができないので


後々には 自宅まで 遊びに行ったこともある。



自分のことは 隠して 決して 多くのことを 語らない人だったし


私も 根掘り葉掘り聞くのも 苦手だった。



数珠を授かっているからか・・・・


どこかで 先輩の 家系図も 作成していたのだけど・・・


それを 見た アベルが 言うのだ。



先祖の名前からして 韓国系の名前だと。


それで ますます 私は 切れなかったのだ。




あまり 親しくもないけど


何かにつけて 関わるようにしてきたある日のことだった。



私が 男女美化粧品のことを 話題に 持ち出した時だった。


「あ、それ 私 知っている。」と 先輩は言った。


そして 続けたのだ。


「市内のどこそこに お店というか 扱っている場所があって


私も 昔 行ったことがある・・・」と。


そのときには その場所には 何もなかったので 気のせいだろうと


思っていたけど 昔から 活動している 姉妹に聞くと 実際 教会関連の


アパートが あったという。



先輩が 知っているというのは 本当だったと 分かったのだ。



この頃から 先輩の方も 私のことを 心配して


むしろ 私の誘いを 無下に 断らなかったのかもしれない。



ちょうど 父を ビデオセンターの親子の集いに 誘ったことに 自信を


もって それを 先輩や 職場の人にも 伝えたので


親が 知っているのならと それ以上 私に 干渉したり 忠告するのを


辞めたらしい。



父としては それが 原因で 変な宗教に 関わっているらしいと


気付いたという。



周りから それは 変な宗教だから 辞めなさいと 言われていたとしたら


私は どういう対処を していただろうか?


辞めるよりも むしろ 献身を 急いだかもしれない。


そんな 居心地の悪い 職場に 針のむしろみたいに 毎日通わなくて


さっさと 神のみ旨に いそしんだほうがいいと 思って 献身しただろうか?


そのまま 居たとしても 胃を痛くしながら 時期を待っていただろうか?


とにかく この先輩は 何かしら 昔 教会と 関わっていた可能性が


あると感じた 私は ますます 伝道を 意識した。そして 少し 警戒もした。




そして ある衝撃的なことを 聞いたのだ。




私は 昨日 その言葉を 突然 思い出していた。


そして そのときに どうして 突っ込んで もっと 聞かなかったのだろうと


少し 後悔に似た 気持ちも 感じた。


まあ 私の性格では 突っ込めないし。


そして まさか そんな訳ない・・・と 自分でも 否定し


打ちけしていたから どうしようもなかったな。





その 先輩の 決定的な言葉は こうだった。



「私の妹が 結婚して 韓国に 行った。


だけど 夫が 殴るなどの 暴力を 振るうので


妹は 帰ってきたのだ。」


”だから あんな 団体は 信じない・・・・”とも 聞こえた。



子供が居たのかは 記憶にない。


だけど 6500双か それ以前の 先輩になるなと 思った。



私の中では 90%以上 いえ 99% 祝福だとまで 確信めいたものがあったのに


夫が 暴力?


それだけが 信じられなかったのだ。


まさか 祝福家庭に そのようなことが あるはずがないという


固定観念が あったのだ。




あの時 もっと 妹さんのこと


先輩が どこまで 関わったのかということ


聞くべきだったと思ったのだ。



原理を 聞いてない 先輩に 統一教会のことを


あからさまに 話しては 自分の立場が 危うくなると


思っていたのだ。まだ 教会のことは 伏せていたから。



そして 話してしまうと 伝道の 道も 閉ざされるだろうから


今は 秘密と・・・。




余談になるけど


それから 1,2年して 先輩の 従姉妹が 伝道されてきた。


その方も 年上だった。


初め 苗字は 同じだけど よくある 姓なので 気にしなかった。


その方は 家系図トークまで行ったことで 従姉妹だと 分かったのだ。


彼女が 祝福まで 受けたのかどうか


私は 見届けていないけど。



なんとも・・・・縁が ある人 家系もあるんだなと 今でも 思う。



一族の中でも 血筋と 関係のない人に 別々に 伝道されて 


あとで あれ びっくりということも たまにあった。


縁だと 思っていたのだけど。実際は なんだったんだろう。




今日は 過去を 思い出してみて


一言 言いたい。



自分の中で 何か 警鐘が 鳴ったとき


今は ネットの世界がある。


1歩 踏み込んで 確かめることを


お勧めしたい。