現役の時から 違和感があった。


それは お父さま~~ アボヂ~~という情が 私には あまりなかったこと。



それが 情が薄いというだけでなく 不信仰者だという 証のような気がして


なぜか 辛さがあった。



どうして? どうして?


私は 自分の父との 関係や 情が 薄いから


真の父母であれ 同じように そうなってしまうのだろうか? 



ところが だんだんと 


私と父の 関係よりも もっと 関係が 薄いというか


無会話 無関心状態の 関係のような 親子もいることを 知った。


どちらが どうとは 比べられるものでもないけど。



そういう人の中に


猛烈 お父さま~~~の人が 何人か居たのだ。



それが 私には 理解できない 七不思議だった。



もう 自分の父親を 切り捨てて


この人だけが 私の 本物の父と 全ての 希望を 託すから そうなのか?






私にとって なぜ オトウサマが 必要だったのか?


それは メシアであると 言われたから。


原理を聞いて 原罪があると。


そして その原罪は メシアにしか 清算できない。


ならば メシアが 私に 必要だと。


別に 文鮮明の人となりを 好きになったとか 惚れたとかいうのではなかった。


その方だけが 特別に 持っているという 


神さまから 託された 力が 必要だと思ったから。


ただ それだけ。




まあ そのうち 文鮮明という 人間そのものを 本当に ほれ込んでしまう


可能性もあるだろうけど 私には それは なかった。



むしろ 日本を愛している 許しているという 言葉の裏に


押し付けがましいものも 昔から 感じて 違和感を感じていた。


なにかしら 疑っていた。


ただ それを 素直に表現すると 不信仰者と 言われそうで 黙っていた。



要は 私が 冷めた人間だから?



そういえば 私は 昔から 友達が アイドル達のことで 


キャーキャー騒いでいるときは むしろ 無視していた。


だけど その熱が 冷めた頃に 初めて まじまじと 彼らを見て


なるほど・・・・と 思ったりしたものだ。


そして 密かに 好きになった。



もしも 文鮮明氏が 本物なら みんなの 熱が冷めたときに


改めて 好きになったり するのだろうか?



いや 文氏は アイドル達とは 違う。


どうしても 無視できない 存在だから みんなが アボヂーと


叫ぶ 傍らで 冷静に 見続けてきた。


それで ぷっつんしたんだから 戻ってくることは ありえない。



ごめんね。





ところで 思い出した。


ストックホルムシンドロームだったろうか?


ストックホルムで 起きた 銀行強盗事件だったかな。


人質をとって 長く 立てこもっているうちに


犯人に恋をして 愛していると 告白をした 人質も居たという。



自分の身を守るためなら 憎いはずの犯人も 愛しているのだと


思い込んでしまう心理が 働くのではないかとということが 発見されたらしい。



そして家庭の中でも このような 現象がおきている 可能性があるという。


つまり 親が 自分のことを 愛してくれている


私は 親のことを 一番 愛しているのだと 思い込まなければ


その家で 生きていけないからである。


反対に言えば その家庭の中は 悲惨だということになるが・・・・



統一教会の中でも この ストックホルムシンドロームが


起きていないだろうか??