Привет( ・ω・)ノ

宣言通り、今日は徹夜して早朝からフィギュアの地上波を見ることができましたw

いやあ、すごかった!

ロシアの若手ソトニコワとポゴリラヤ・・・因縁の直接対決!

Pチャンの神演技!

羽生くんも冒頭ドキドキしたけど、いい演技を見せてくれました☆彡

インタビューはあとでゆっくり訳すとして、今日はちょっと時事問題について取り上げますー。



ロシアと日本の間にあるオホーツク海の区域がロシアの大陸棚に含まれる可能性

モスクワ、11月15日


国連大陸棚限界委員会の枠内に作られた小委員会は、2014年2月~3月に、オホーツク海の中央部分にある52000平米の飛び領域をロシアの大陸棚に併合させることについて、委員会に勧告を提出する。このことについて、ロシア連邦天然資源・環境省が伝えている。


ロシアが権利を主張しているオホーツク海の大陸棚の区域は、公式にはどの国にも属していない。地質調査資料によれば、この区画は炭化水素、金属、その他の有用鉱物が豊富である。区域が大陸縁辺部の自然の延長であるという条件下では、200海里経済水域を延長することができることを定めた国連海洋法条約における請求権を根拠としている。


これらの勧告が会期中に開催される委員会総会で承認されれば、飛び領域をロシアの大陸棚に法的に所属させるプロセスは完了したものとみなされる―このように、通達では強調されている。


「飛び領域がロシアの大陸棚の一部と承認されることにより、わが国は貴重な有用鉱物やその他の天然資源の追加のストックを得ることになります。埋蔵量では、この52000平米の領域は、本物の『アリババ洞窟』であり、これを利用できるということは、ロシア経済にとって大きな可能性と展望を与えるものです」―このように、通達ではセルゲイ・ドンスコイ・ロシア連邦天然資源・環境大臣の言葉が引用されている。


飛び領域のロシアの大陸棚への併合は、飛び領域の地下資源および海底資源に対するロシアの排他的権利を確立するものであり、それはカニ、軟体動物などの固着動物の採取を含むものであり、漁業、安全、環境保全等の要求を含む、飛び地領内でのロシアの管轄権を拡大するものであると、大臣は念を押した。


「つまり、現在法的には世界の大洋の一部だとみなされている飛び領域内において、大陸棚に関するロシアの法が拡大されることになります。このように、オホーツク海は国際社会によって、ロシアの内海であることが完全に認められるようになります」―このようにドンスコイ大臣は指摘した。


ロシアはすでに2001年にこの問題に関して、委員会の肯定的な決定を得ようとしたが、成果は得られなかった。今回ロシアはさらなる地質調査資料によって論拠を強化しているが、重要なのは、ロシア側が日本に対し抗議をしないよう説得し、これが成功したということだ。

出典:ИТАР ТАСС


どこの国にも属さず、各国が自由に使用できる海域を公海といいますが、Wikipediaによると世界の公海は今こんな感じらしいです。



濃い青で示された部分が公海です。



オホーツク海だけ見るとこんな感じ。

この濃い青の部分の権利をロシアが主張しているらしい。

北方領土だけではなく、この部分も日本との間で話し合いがあったのは知らなかった。

今年の5月、日本とロシアがオホーツク海での海底油田の共同開発を行うことが合意されました。

最近では日本の海自とロシア海軍がオホーツク海で合同演習を行うことが合意されたりもしましたね。

2001年の主張のときには日本の異議申立てで却下されたけれど、今回は日本の説得に成功したということなのかな( ゚д゚)

きっと政治的・経済的な駆け引きというか、外交カードにもなったりするんだろうなあ。

そういや
カニで思い出したけど、今年から密漁・密輸防止協定の影響でロシアからのカニの輸入が激減するんだっけ。


そういや久しくカニ食べてないなあ・・・

一度、新鮮で美味しいカニをお腹いっぱい食べてみたいです(´ω`)



***めも***

шельф:大陸棚

Комиссия ООН по границам континентального шельфа:国連大陸棚限界委員会

анклав:飛び領域

геологоразветка:地質調査

окраина материка:大陸縁辺部

Конвенция ООН по морскому праву:海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)

исключительные права:排他的権利

сидячие виды:固有種

внутреннее море:内海