昨日、十三夜月で・・・・・・・・

 

三笠の山に、いでし月かも・・・・

鹿が、晩餐中。

 

日没直前は、修学旅行生で一杯だった二月堂。

下でしばし待っていると、ガイドさんの説明が聞こえてきた。

 

「3月は~~~~、修二会という~~~~

 松明が上がって~~~~。

 でも、みんな松明だけ見て帰ってしまう。

 これは、例えるなら、、、、、

入場行進だけ見て、試合見ないのと一緒」

 

という説明に、笑ってしまった。

 

日没後、舞台が空いたのを見計らって上にあがる。

 

薄く雲が広がる。

 

顧みすれば、

雪洞、輝きぬ。

 

なんて写真を撮っていたら、話しかけられた。

「今日の残照はイマイチでしたね~、昨日は…」

 

と、その大将、スマホの画像(確かにすごい残照だった)を掲げてきた。

 

「あ、私は今日は違うのを狙ってて・・・・」

「何ですか?」

「ここ2,3日は金星と土星が接近するんです。それを狙いに」

「この近くにお住まいですか?」

「ええ、近くですよ」

 

そしておたぬきの狙いは、これ。

 

中々薄雲が取れず、この程度の写真になってしまった。

金星と、斜め上が土星。

 

そうそう、ぴったりとくっついて日没を眺めていたカップルがいた。

 

が!!

 

その横には、あの大将がいて、

色々レクチャーを、延々と!!!😅

 

とんだ、逢魔が時 だった・・・・・・・

(カップルにとっては、ね)