78年前の昭和三陸地震の津波被害の際、復興への願いを込めて植樹された桜が見頃を迎えた。釜石市唐丹(とうに)町の「唐丹の桜並木」。がれきのなか、淡いピンクの花を揺らせている。
1933年の昭和三陸地震で、津波に襲われた旧唐丹村は550戸のうち262戸が流失や全半壊した。集落の再建を祈り翌年、ソメイヨシノなど2800本の桜を植えた。今も約150本が残る。今回の津波にも耐えた。
「高田松原」の1本だけ残り津波の猛威を耐え、瓦礫の中で頑張っている松同様に被災者の皆さんの希望や力になるときたいしたいです。
頑張れ『チーム日本』