19年前の2005年 福知山線脱線事故がありました。
関東に住む私にとってその事故は実感が無いものでした。
しかしその後に起こった数々の天災や避けることができない事故に遭遇して
「明日何が起こるかわからない。」
と、思うようになりました。
当時10代の青年が2両目に乗っていて数時間後に救出されました。
両足切断の危険がある中 医師と看護師の努力のおかげで機能が回復したんです。
今彼は作業療法士として患者さんの機能回復のお手伝いをしています。
医師や看護師さんにお返しができない分 誰かのお役に立ちたいと話していました。
私の教室には将来同じ仕事をしたいと頑張っている生徒がいます。
その話をしたら
「私も人の役に立つような仕事をします。」
と、言ってくれました。
それを見届けるまで生きていたいものです。