女性のほとんどは知っている大島椿
本当に良いもの、昔からずっと多くの人に愛されている存在
という認識をしている方も多いのではないでしょうか。
(↑写真は椿油の原料、椿の種子)
 
@cosmeではヘアケア部門で4年間1位。2005年には殿堂入りという実力派。
そんな大島椿の容器が2018年のガラスびんアワードで特別賞を受賞しました。
シンプルながらも華やかな形の容器はレトロさと清潔感、そして存在感があります。
ガラスびんアワードでのご縁もあり、大島椿の八王子みなみ野工場に行ってきました。
 
まずは岡田社長、そして工場の責任者さんから会社の歴史や商品について
詳しく説明して頂きました。
ご存知の方も多いかと思いますが、まずは大島椿の魅力から説明しますと・・・
100%天然由来。品質にこだわっているから、ちょっとお値段も良いのも確か。
髪だけでなく顔や体にも使える多機能オイル。
(↑写真は工場の入口に咲いていた椿)
トリートメント機能だけでなく、クレンジング機能も持っていることを知ってびっくり。
なんでも、昔から歌舞伎役者はこの大島椿をメイクの前に下地として塗ったり、
メイク落としとして使ったりする人が多いのだそうです。
お肌を駆使しているはずなのに、歌舞伎役者はお肌の綺麗な方が多いな~と思っていたのですが
もしかしたら大島椿効果かも!?
 
大島椿はなんと、45粒の種子で大さじ1杯分なんですって。
椿の種子が採れるようになるまで、植えてから20~30年の歳月がかかるというから、すごく希少ですよね。
原料の良さ=品質の良さにつながるので、ちゃんと良いものを選別して使用しているという徹底ぶり。
種子を加圧して、砕きながら搾る「圧搾方式」という製法で、つくられているんだそうです。
種を絞れば良いの?と単純に考えて他では真似できるかというと、そうじゃない。
精製して酸化しにくい品質に保つ独自の製法によって安定した品質を提供してくれ、
においやベタつきの少ない使いやすいテクスチャーになっているというわけです。
香料や保存料なども一切使用していないというのも、多くの人に愛されている理由のひとつだと思う。
 
工場では
製造→ろ過→充填→包装→梱包
という過程を説明、見学させてもらいました。
工場内は、とにかく綺麗!
様々な場面で丁寧さが垣間見え、品質管理の徹底ぶりが伝わってきます。
機械も人もリズミカル。
包装室では、手際よく1箱6個入りのセットをどんどん作っている様子が見えました。
さらにこの6個1セットをダンボールに詰めていたので
見学者から「わざわざ6個1セットにせず大きな段ボールにどんどん入れないの?」
という質問が出ました。
工場の方からは「こうすることで、輸送時の強度があがるから」という回答。
1つ1つの商品を、ちゃんとした状態でお客様へ届けたいという気持ちがある
と伺い、頭が下がる思いでした。
 
そんな日本人ならではの丁寧さや配慮が伝わったのか、今や海外でも大人気だそうですよ。
アメリカ、カナダ、香港、韓国などに輸出。
1960年代からアメリカ本土に輸出していたというからびっくりです。
ちなみに、今、タイで爆発的人気らしいのでタイにお友達がいたらプレゼントすると喜ばれそう。
 
今や、定番のオイルに加えてシャンプーやスプレーなどのヘアケア製品や
乾燥肌、敏感肌向けのスキンケア、さらには赤ちゃんにも使えるスキンケアなど
幅広いラインナップです。
 
その中でも注目したのは、赤ちゃんから使えるスキンケア「アトピコ」シリーズ。
私事ですが、昨年末に出産。間もなく1歳になる子供がいるので早速
このアトピコシリーズを使ってみました。
ソープ→ローション→オイルの3つを使用。
その中でもオイルは重宝しています。お風呂上がりだけでなく、
離乳食前に塗って、口周りの荒れ防止に役立てています。
他にも外出前にお肌の保護をしたりと、本当に万能
 
大人だけでなく、子供にも安心して使える大島椿ブランド。
ずっとずっと、長く長く続いてほしい存在です。
 
(工場の前で岡田社長を撮影!お肌ツヤツヤ、つるつる♪)