富士山に登って無理したからでしょうか、熱が出て寝込んでしまいました。
さりとて、子供の夏休みは短く、何か家庭サービスをしてやらねばならない、と思っていたところ、
カミさんが「吉田うどん が食べたい」と言い出しまして、
吉田うどん ていうのは、富士吉田で供されるうどんでやたらと腰の強いうどんで
以前、私が知人に連れられて食べてきたことがある、と聞いていたのを、覚えていたのでしょう。
でも、その吉田うどん、確か15時までしかやってない、筈でした。
だったらすぐに行かなければ15時までに富士吉田に行けないよ!
そういう訳で急遽、家族で出発したのでした。
本当はやらなきゃイケナイ仕事が山とあるんだけど、物は弾みです。
病み上がりでしたが行きました。
カーナビの世話になったことは余り無かったけど、今回は非常に役立ちました。
カミさんが以前テレビでやっていたという「つるや食堂 」というキーワードを元に事前にネットで住所を押さえ、
カーナビに入力して、迷わずに到達できました。
富士急ハイランドの北側 でしたが、以前私連れて行って貰った所とはずいぶん違う感じでした。
フツーの大衆食堂、否、小料理屋ぐらいの規模で、果たしてこんなところが有名なのかな? と思いました。
創業50年というから恐らく、注文を取りに来た老婆がこの店を始めたのではなかろうか?
奥で麺を茹でていたのは壮年の息子といった風情でした。
カミさん子供らが頼んだのは 全部入りうどん ってので確か 500円。
全部というのは 肉と タマゴと 天ぷら だったかな。
この肉 というのは赤身で豚じゃありませんでした。牛かな?
ボクは冷たいのを頼んだ。なんて名前だったかなぁ、
名前からすると麺だけで何も入ってないような感じだったんで、「具は入っているのですか?」と確認したのを覚えている。もちろん具は色々入っていた。
つるや食堂 という名前、今では富士吉田市になっているが、恐らくこの辺は昔 ~都留郡 という地名だったのではないか。その辺が由来ではないかと思った。
余りに麺の腰が強いので、1歳児のトモちゃんには歯が立たなかったらしく、受け付けませんでした。
そう、まるで水団のような歯触りでしたよ。
山梨はどういうわけか馬刺しが有名。それで帰りに馬刺しの立て看板を見かけてふらっと精肉店に寄って高い馬肉を買って帰りました。
もしや、と思って聞いた見た。
あの、さっき 吉田うどん てのを食べてきたんですが、アレに入っていた赤身の肉はもしかして馬ですか?
ん、あぁ、ここいらじゃだいたい馬の肉を使うよ。
そっかぁ馬だったんだぁφ(..)m メモメモ
しかしなんで馬肉なのでしょう? 店主に聞いてみると、馬自体は山梨で飼っている訳ではない。
じゃぁこの肉はどこから来ているのですか? と問うと清里の方だ、という。
アワビもそうだけど、加工の術に長けているのが山梨県、というところでしょうか。
そういえば、NHK大河ドラマ風林火山で春信が初の戦功を挙げたとき、馬を一頭つぶして英気を養え、と下知していた場面がありましたね
ずっと判を押したようにいつ計っても37.8℃、歩くのもフラフラでした。
おかげで8/14恒例の大事な行事もすっぽかしてしまいました。
この後、長男が寝込み、次女が結膜炎になり、さんざんでした。
つるや食堂はこんな感じ。フツーの場末の大衆食堂って感じだけど、意外と奥に広い座敷があった。
吉田うどんは、こんなかんじ。
冷やしうどん、ぢゃぁないな、UPし間違ったみたい。
帰りに忍野村によって来ました。昔、山梨の実家で出荷していた桃の箱にソックリの菓子を土産物売り場で見かけたので、懐かしさにおもわず買って帰りましたが、、、、あんまりおいしくなかったです。桔梗屋さん、ヒットは信玄餅だけですか?